人生が豊かになるシニア婚～出産にこだわらない二人だけの絆～ | 名古屋の結婚相談所プリヴェールがおくる婚活コラム

名古屋の結婚相談所プリヴェールの大津です。

若い世代の方は、結婚をしたら出産して家族が増えて…といこうことを自然と想像すると思いますが、

中高年の方は、出産のための結婚ではなく、自分の幸せ、自分の充実した老後の為の結婚ですよね。

芸能界でも、多くのシニア世代の方が結婚しています。

例えば、エッセイストの阿川佐和子さん（63歳）が、7歳年上の男性と結婚したことが話題になりましたね。

阿川佐和子さんといえば、お見合いを30回以上経験し、「結婚できない女」を自虐ネタにもされていましたので、

この結婚報道は大きな話題を呼びました。

世間の方から生涯独身を貫くと思われていた阿川佐和子さんが結婚されたことは、

同性代の未婚女性にとっては大きな衝撃だったようです。

所属事務所を通じたコメントでは、とても印象的なことをお話されていました。

「くだらないことに笑い合って、ときどき言い争いつつ、穏やかに老後を過ごしていければ幸い」

とのことです。

阿川佐和子さん63歳、お相手70歳ということで、子どもを産み育てて家庭を築くという観念での結婚ではありません。

老後を楽しく暮らすことに重きを置いた結婚ということでしょう。

芸能人でシニア婚をされている方と言えば他には、

女優の桃井かおりさんは、63歳で初婚、お相手は2歳年上の男性。

女優で歌手の夏木マリさんは、59歳で結婚、お相手は2歳年上の男性。

歌手の小林幸子さんは58歳で初婚、お相手は9歳年下の男性。

歌手の森川由加里は50歳で結婚、お相手は16歳年上の歌手の布施明さん。

歌手の岩崎良美は50歳で初婚、お相手は3歳年上の男性。

みなさんに共通しているのは、みなさんお相手は再婚で子どもがいる方もいます。

また女性ご自身は出産を経験していません。

シニア女性が結婚したい理由、結婚をする意味の中に出産という概念は含まれません。

シニア婚の意義は、まさにそこに存在しているのです。

少し前までは、高齢者の結婚といえば再婚が当たり前という風潮がありました。

しかし、未婚女性・未婚男性の年齢が上がる現代では、シニアでの初婚が珍しいことではなくなってきました。

結婚願望のある30代・40代の女性の方は、結婚したい理由について「子どもが欲しいから」と思う方が多いです。

安心して低リスクで出産するにはタイムリミットがあるので、

出産を強く願う女性にとっては、焦り始める年齢だということです。

子どもが欲しいと思っている30代・40代男性も、パートナーの女性の出産のことだけを考えると、

どうしても若い女性と出会いたいと思われる傾向があります。

しかし、男女ともに50代のシニア婚は、そうした子どもを産み育てるという結婚観とは真逆の夫婦の形です。

「幸せな老後の生活」というものを強く意識し、

共に歩み寄り添える存在、生涯のパートナーとの出会いに重きを置いています。

つまり、男性も女性も、お相手の 学歴・収入・容姿・年齢といった条件よりも、

・自分との相性が良いか

・一緒にいて楽しい人か

・最後まで寄り添いたいと思える人か

・自分の残りの人生ををかけて幸せにしてあげたいと思える人か

といった、「今後の人生を信頼し合い共に楽しく歩めるパートナー」を求めるようになります。

出産にこだわって、タイムリミットに焦って結婚をするよりも、パートナーとの絆を重視した結婚ともいえますので、

より人生が豊かになることもあるのではないでしょうか。

「楽しい老後」というものを強く意識し、

それを共に歩むことを前提としたシニア婚はこれから益々盛り上がることでしょう。

エネルギ―あふれるシニア世代がどんどん増えていくことを願っていますし、

そのお手伝いができれば幸いです。

「シニア婚活」に対するプリヴェールの想い

団塊の世代が新しい時代を創る

親の再婚を、親子で考える

「老人漂流社会」について考える

「没イチ」という生き方～伴侶と死別した人々が笑顔になるために～

「一人暮らし2040年に4割」