「一人暮らし2040年に4割」 | 名古屋の結婚相談所プリヴェールがおくる婚活コラム

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1月13日（土）の中日新聞朝刊の12版に、

『一人暮らし2040年に4割～世帯数推計 未婚の高齢者大幅増～』という見出しの記事がありました。

これは、「国立社会保障・人口問題研究所」の調べによるもので、5年ごとに実施されていて、

家族類型別（「単独」「夫婦のみ」「夫婦と子」「ひとり親と子」「その他」の５類型）にみた将来の世帯数を求めることを目的としています。

ここから、4つのことがわかります。

①世帯総数の減少

●世帯総数は 2023 年をピークに減少開始。

・2015 年の 5,333 万世帯から増加し、2023 年の 5,419 万世帯でピークを迎える。

・2023 年以降、2040 年には 5,076 万世帯まで減る。

●平均世帯人員の減少が続く 。

・小規模な世帯が増加することにより 2015 年の 2.33 人から減少を続け、 2040 年には 2.08 人となる。

②家族類型別の「夫婦と子」・「その他」の割合の低下

●「単独」「夫婦のみ」「ひとり親と子」の割合が増加 する。

2015～2040 年の間に、

・「単独」世帯は 34.5％→39.3%に増加。

・「夫婦のみ」は 20.2％→21.1％に増加。

・「ひ とり親と子」は 8.9％→9.7％に増加。

・かつて 40％以上を占めた「夫 婦と子」は 26.9％→23.3％に減少。

・「その他」は 9.5％→6.6％に減少。

（「その他」とは、祖父母＋夫婦＋子、など。）

③世帯主の高齢化

●65 歳以上の高齢世帯の増加

2015～2040 年の間に、

・世帯主が 65 歳以上である世帯は 1,918 万世帯→2,242 万世帯に増加。

・世帯主が75 歳以上である世帯は 888 万世帯→1,217 万世帯に増加。

・全世帯主に占める 65 歳以上世帯主の割合は 36.0％→44.2％に増加。

・65 歳以上世 帯主に占める 75 歳以上世帯主の割合も 46.3％→54.3％と増加し、高齢世帯の高齢化も一層 進展する。

④高齢者の独居率の上昇

2015～40 年の間に、

・65 歳以上男性の独居率は 14.0％→20.8％に増加。

・65 歳以上女性は 21.8％→24.5％ に増加。

・75 歳以上男性は 12.8％→18.4％に増加。

・75 歳以上女性は 26％前後で ほとんど変化しない。 

この調査結果は、晩婚化・未婚率の上昇・離婚の増加が要因として分析されています。

2040年は、1970年代前半に生まれた「団塊ジュニア世代」が高齢者になる時期です。

高齢者で一人暮らしの人が増えると、地域との繋がりや社会保障制度など心配なことが増えますね。

また、今後は未婚の人が多い世代が高齢化していきます。

その為、2040年の65歳以上の未婚率は男性が14.9％、女性が9.9％と、いずれも2015年時点の倍以上に大幅に上昇します。

これらのことを、みなさんはどう考えられますか？

2040年の社会と、そこで生きる22年後の自分をどう想像しますか？

2040年、どのような自分でいたいですか？

2040年に、今思い描く理想の生活を送るためには、今あなたは何をしたらいいですか？

夢を現実にするには、あなた自身がそれに向かって行動するしかありません。

自分の夢に向かって、勇気を持って一歩踏み出されることを、応援しています！

自分らしく生きる老後のために…

人生が豊かになるシニア婚～出産にこだわらない二人だけの絆～