夫の年収＋妻の年収＝世帯年収 | 名古屋の結婚相談所プリヴェールがおくる婚活コラム

名古屋の結婚相談所プリヴェールです。

 

前回のコラム『令和の夫婦円満の秘訣は、仕事も家庭も相互協力！』の中で、

昭和の結婚観を捨てないと結婚は遠のくということをお伝えしました。

 

夫の収入のみで子どもを育て上げ、余裕ある生活をすることは現実的に難しくなっているのです。

 

今回は、その実態を詳しくお伝えします。

 

◆専業主婦になりたい婚活女性が男性に求める年収

男性に1000万以上の年収を求めるような女性はさすがに少ないです。

中にはいらっしゃいますが、その女性の育ったご家庭がとても裕福で、

それが当たり前と思っている少々世間知らずのお嬢様くらいです。

 

多くの女性はこのような希望です。

 

・年収600万が理想だけど…、

　・年収500万でも十分、

　　・年収400万でも節約すれば何とかなるかな、

　　　・年収300万だと厳しいから私も働かないと…、

 

といった具合です。

 

ではなぜこのような年収の希望がでるのか。

 

それは、婚活している女性の３人に１人が専業主婦になりたいと思っていて、

20代婚活女性にいたっては２人に１人が専業主婦になりたいと思っているからです。

 

では、専業主婦になるためには夫の年収がいくらあればよいのか。

 

以前のコラムで、

 

夫婦二人ならば夫の年収400万円のみでも生活ができ、

子どもが生まれたら児童手当がもらえる為なんとかなる！！

 

ということをお伝えしました。

 

しかし、

 

・子どもに習い事をさせたい

・家族旅行に行きたい

・学資保険の積み立て

・マイホームの購入

 

など、やりたいことが増えれば当然出費が増えますので、

夫の年収400万円のみでは厳しくなってくるでしょう。

 

妻が専業主婦で、必要最低限の生活費以外にもお金をかけ、余裕ある生活を送るには、

年収600万円以上というのが理想のようです。

 

では、専業主婦希望の人に見合う年収を稼げる男性は、

この世の中にどのくらいいるのでしょうか。

 

 

◆男性の世代別平均年

いわゆる結婚適齢期の男性の年収は以下のようになっています。

 

・20代後半男性：367万円
・30代前半男性：431万円
・30代後半男性：498万円

 

20代、30代の平均収入では、妻が専業主婦になると、

先ほど例にあげたような少々の贅沢をしながらの余裕ある生活を送ることはできません。

 

これが、現実です。

男性に年収600万円を求めるのは無理がある

ということがよくわかります。

 

 

◆それでも専業主婦になりたい人へ！

男性の平均年収が分かったうえで、それでも専業主婦になりたいのならば、

結婚するまでに女性がしっかり貯金をしておく必要があります。

相手に求める前に、自分も努力しなければなりません。

 

また、子どもが生まれるまでは共働きでしっかり貯金し、

子育てが始まったら専業主婦になるが、

子育てが落ち着いたら妻も働きに出る、

という柔軟な考え方をもつことをおすすめします。

 

専業主婦になり夫に養ってもらうために結婚をしたいのか、

夫婦で協力して心も経済的にも豊かな結婚生活を送りたいのか、

専業主婦にこだわっている方は、いま一度考えてみてください。

 

 

◆共働きをすれば理想の年収になる

各年齢層別に、男女の平均年収を足すと、夫婦が共働きした場合の、世帯年収は以下のようになります。

・20代後半：659万円
・30代前半：728万円
・30代後半：790万円
・40代前半：846万円
・40代後半：898万円
・50代前半：913万円
・50代後半：883万円

 

専業主婦にこだわってはいないものの、なんとなく男性に年収600万の理想を求めていた女性にとっては、

この金額はハッとするものがあるのではないでしょうか。

 

20代同士の夫婦でも、世帯年収が600万を超えているのです！

自分の年収と夫の年収を足せば理想の年収になる！

 

という意識を持てれば、これまで年収で引っかかって出会ってこなかった男性との出会いが増え、

結婚も近づくのではないでしょうか。

 

 

◆まとめ・仕事も家事も子育ても夫婦で協力する！

仕事は夫に丸投げ、家事子育ては妻に丸投げ、では、いくら夫が高収入でも夫婦生活はうまくいかないでしょう。

どちらも夫婦で柔軟に担って、できる人ができることをやる、

やれない人はやってくれる人に常に感謝するという協力体制が、

現代を生きる夫婦には必要なのではないでしょうか。

 

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