気まずくならない話し方②～会話の広げ方～ | 名古屋の結婚相談所プリヴェールがおくる婚活コラム

名古屋の結婚相談所『プリヴェール』の大津です。

前回に引き続き、「気まずくならない話し方」についてお伝えします。

◆お見合い前にできる事前準備

お見合いの場合は、事前に相手のプロフィールを見ていますので、それをしっかり頭に入れておきましょう。

そして何か一つでも自分との共通点が無いか探してみてください。

例えば、地元が近い、趣味が同じなど、一つでも共通点があるとそれをきっかけに話し始めやすくなります。

その共通点について話題を振ることで、「プロフィールをしっかり見ている=あなたに興味がある」、

ということも伝わりますし、初対面同士で共通点があるというだけでお互いに惹かれるものがありますよね。

話題も掘り下げやすいので、話が膨らみやすくなります。

◆「はい・いいえ」で答えられる質問をしない/「はい・いいえ」のみで答えない

お見合いでは相手の話をどれだけ聞き出せるかが決め手です。

「はい・いいえ」だけで答えられるような質問だと会話が繋がっていきません。

ポイントとしては、「5W1H」が入った質問です。

「いつ・どこで・だれが・何を・なぜ・どのように」を使って質問することで、

相手はそれに合った返事をする必要がありますので、相手の情報を引き出すことができます。

また、自分自身も「はい・いいえ」のみで答えるのは控え、

相手が興味を持ってくれるような答え方をしましょう。

◆相手の言葉を拾い、それに対して質問する

相手の話した言葉を拾い、それを質問形式にして投げ返すと、会話がスムーズに繋がります。

例えば、

Aさん：「私は休日はカフェめぐりをしています。」

Bさん：「カフェがお好きなんですね。どの辺りのカフェに行かれるんですか？」

Aさん：「色々ですけど、覚王山とかよく行きます。」

Bさん：「覚山王ですか。オシャレなお店がある印象です。行ってみたいけどスタバくらいしか一人で入ったことなくて。」

Aさん；「そうなんですね。」

Bさん：「スタバとかも好きですか？新作の～おいしかったですよ。」

Aさんが質問したことについて、Bさんは答えるのみの受け身な話し方ですが、

BさんはAさんの言葉を繰り返し、質問にして投げ返しているので会話が繋がっていきます。

質問する内容は必死に考えなく手も、相手の話した言葉を拾って繋げていけば、

その場の流れにあった自然なかたちで会話が広がっていきます。

◆沢山の話題よりも一つの話題・共通点で盛り上がる

あれを聞かないと、これも聞かないとと必死になりすぎると、

その場の会話を楽しむ余裕が無くなてしまいます。

話す話題をいくつか用意していくことも大事ですが、それは話題に困ったときの予備くらいでいいでしょう。

準備したことを全部話そうとすると、まとまりのない会話になり、結局身の無い時間になってしまうからです。

それよりも、相手に質問をし、それに対する答えから共通点を見つけて話を掘り下げていくほうが、中身の濃い話ができます。

たった一つのテーマでも、それで盛り上がれるほうがお互いに「楽しかった」という印象に残る時間になります。

お見合いは、まずは自分がなるべくリラックスして、

「この時間を楽しもう」「相手の良い所を見つけよう」と前向きに楽しむ姿勢で臨むことで、

相手にもそれが伝わります。

お見合いを有意義な時間にするためには、お互いに相手を思いやる気持ちと努力がなければ成り立ちません。

お見合いに臨まれる皆さんは、是非それを意識して楽しんでいただけたらと思います。

相手の話をしっかり聴くヒケツは、“うめラいス”！