40代～に迫る、「アラフォ―クライシス」「ミッシングワーカー」② | 名古屋の結婚相談所プリヴェールがおくる婚活コラム

名古屋の結婚相談所『プリヴェール』です。

前回のコラムでは、同世代の方から大きな反響があったNHKの『クローズアップ現代』の、

・～ミッシングワーカー 働くことを諦めて…～（6月2日放送）

・～アラフォ―クライシス～（6月4日放送）

についてまとめてお伝えしました。

今回は、そういった現実をどう受け止めていけばよいのか、

どう解決していけばよいのかをご一緒に考えて頂きたいと思います。

40代～に迫る、「アラフォ―クライシス」「ミッシングワーカー」①

アラフォー世代の方が通ってきた就職氷河期やリーマンショックなどの不遇さは、

社会によって生み出されたものであり、

本人が怠けていたとか本人の努力の問題で済まされることではありません。

しかし、社会を恨んでいるだけでは、自分の生活が良くはなりません。

自分の人生は、自分で切り開いていくしかないのです。

そこで考えられるのが、「パートナーとの生活」ではないでしょうか。

介護離職などにより社会から取り残されてしまうと、家族、特に親子のみという狭い世界に閉じ込もってしまいがちです。

それを打開してくれるのが、心が安らぎ信頼できるパートナーの存在です。

クローズアップ現代の放送後、ネットには様々な声がありました。

特に多かったのは、

・「結婚すれば状況が良くなるとは思えない。むしろ相手の親の介護問題もでてきたり、苦労が倍になるとしか思えない。」

・「（番組に登場していた人のように）自分より収入の高い人と結婚して楽になりたいという条件で結婚するのは違う気がする。かといって低収入同士で結婚して子どもを産んで、まともな教育をさせてあげられず、貧困の連鎖が続くのは避けたい。」

・「結婚すれば変わるという単純なものではない気がするし、結婚を考える余裕もなく散々頑張ってきて、今になって結婚しろとか言われてもモヤモヤしかない。」

というような、結婚への悲観的な声です。

確かに、社会や周囲の人たちは当人たちの苦労も知らず、勝手なことばかりを言うかもしれません。

しかし、やはり今後の人生を考えると、親は先に亡くなりますし、そうなった時に一人で過ごすのか、

「おはよう」「おやすみ」という他愛もない会話ができるパートナーが隣にいるのかでは、

心の豊かさが大きく違うと思うのです。

40代以降の結婚は、「子どもを産み、育てる」ことは、結婚の延長線上にないかもしれません。

もちろん子どもを望む人もいるでしょうが、もし子どもを持てなかったとしても、

一人で過ごす老後より、パートナーと生き生きと過ごす老後の方が良いですよね。

経済的にも、例え低収入同士の結婚だとしても、ダブルインカムとなって一人暮らしよりも単純に収入は増えます。

一人でこなしてきた家事も、二人で分担し助け合えます。

一人で無言で出かけていた買い物も、二人で何を買うか話しながら出かけられます。

もしかしたらパートナーの親の介護もついてくるかもしれませんが、

大変なことを一人で抱え込むのか、

倍になった大変なことを二人で相談しながら、時には愚痴を言い合いながら、

助け合い分かち合っていくのかでは、精神的な安定さが違うのではないでしょうか。

「支え合い、補い合い、寄り添い合う」ことが結婚の延長線上にあれば、

一人では耐えるのが厳しいような状況でも、に、幸せに歩める人生になるのでは…と思います。

結婚すること、パートナーと過ごすことで、精神的にも経済的にも生活が成り立つのです。

そういったお手伝いをさせていただくのが、我々の責務だと思っています。

 番組を見て同じような状況だと思われた方、結婚に対して悲観的にならず、

今の生活、これからの人生を、豊かなものにする選択肢の一つだと考えて頂けたら幸いです。

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