40代～に迫る、「アラフォ―クライシス」「ミッシングワーカー」① | 名古屋の結婚相談所プリヴェールがおくる婚活コラム

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6月2日(土) に放送されたNHKの『クローズアップ現代』～ミッシングワーカー 働くことを諦めて…～

6月４日（月）放送の～アラフォ―クライシス～、

同世代の方から大きな反響があるようです。

◆ミッシングワーカーとは…

◆アラフォ―クライシスとは…7040問題

アラフォ―世代は、10代の頃は「受験戦争世代」、20代には「就職氷河期世代」、

30代になると、失われた10年を過ごしたという意味で「ロスジェネ世代」などと呼ばれてきました。

さらに40代を迎えたいま、「アラフォー・クライシス」と命名されてしまいました。

現在、アラフォーを迎えた世代は、仕事を覚える20代の頃に、スキルや能力を開発する機会に恵まれませんでした。

不況などの影響で、正社員になっても、他の世代より研修が受けられなかったことが理由です。

それが今、給与の面で他の世代と大きな差が生まれています。

世代ごとの月収を５年前と比較した結果、どの世代も軒並み上昇している中、

35～44歳のアラフォー世代の給与だけがダウンしているのです。

40代前半では、ひと月2万3000円も下がっているという現状があります。

アラフォー世代の中でも、より深刻な状況に置かれているのが、非正規で働く人たちです。

35～44歳までの労働人口が最も多く1500万人とされています。

注目すべきは、その中に383万人もの非正規雇用の方が含まれているということです。

一番の働き盛りなのに、雇用は不安定ということです。

この世代の方は、大卒で就職しようとしたときは氷河期真っただ中、望む仕事に就けなかった人が大勢いました。

20代後半には、働いても豊かになれないワーキングプアが社会問題にまりました。

30歳を過ぎた頃には、リーマンショックの派遣切り。

そして、アラフォーになった今も、先が見えない状況が続いているのです。

～7040問題～

様々な困難に直面してきたアラフォー世代に今、新たな危機が迫っています。

それが「7040問題」。

7040問題とは、70代の親と40代の子どもが同居生活を送ることに潜んでいる問題のことです。

最新の調査によると、親などと同居する40～50代の未婚女性の7割近くが、親に生計を支えられています。

70代の親は年金生活、子は40代になっても自立して生活するだけ稼げない「7040問題」。

中には、親の介護に追われ、介護離職し、親子共倒れしかねないケースも出てきています。

さらに、親が亡くなった後は、これまで頼りにしてきた親の年金がなくなり、

稼ぎのないアラフォー未婚女性は、突如として孤独なおひとり様貧困に陥ってしまうのです。

では、こういったアラフォー世代に取り巻く問題を、どう解決していけば良いのでしょうか。

次のコラムに続きます。

50代以上の結婚・再婚について