幸せに生きる方法 | 名古屋の結婚相談所プリヴェールがおくる婚活コラム

名古屋の結婚相談所『プリヴェール』です。

6日（火）の中日新聞に、

『知彗の仏教～心理の欠片 探したブッダ・幸せに生きる方法を説く～』

著：佐藤隆定（禅僧・エッセイスト）

というコラムがありました。

仏教の視点からの「幸せに生きる方法」がとても興味深い内容でしたので、ここでお伝えさせて頂きます。

人が「幸せだ」と感じるのも、「満たされない」と感じるのも、それは自分の心。

そう感じる原因は自分の外側で起こっていることのように思えても、

外側で起きたことをどう感じるかどうかは自分次第。

それならば、人は自分の外側で起こっている出来事を変えて幸せを求めなくても、

自分の心を整えることが出来れば、外側で何が起きても幸せに生きることができるのではないか、

ということが説かれていました。

「問題の根本は外界ではなく内界にある。本当に重視しなければいけないものは自分の内側にこそあるというのが、仏教のスタートラインなのではないかと。」

と書かれていました。

これは、婚活を頑張っている方にとって、大きな助けになると思います。

お相手を探し選ぶ中で、ある人はその人をとても素晴らしい人だと思っても、ある人は全然良いとは思えない。

またその逆もありますよね。

同じ人を見ているのに、その人をどう思うかは自分次第。

お相手の問題ではなく、自分の感じ方の問題なのです。

具体的な例をあげますと、

年収500万円の男性がいるとします。

ある人はその金額を生活していくのに十分な金額だと思い、

ある人はその金額では全く足りず生活に不安を感じる、と思います。

収入が高い人と低い人とがいて、金額を比較すればどちらの収入が高いかは一目瞭然です。

それは誰もが皆、客観的に見て同じ答えが出ます。

しかし、収入の高い、低いの判断はできても、

その人と生活することが幸福か不幸かという主観的な判断は、皆同じではありません。

人の感じ方、心は、皆違うからです。

今は収入を例にあげましたが、これは収入だけではなく、全てのことに対して言えます。

今起きている出来事を、幸福と感じるか、不幸と感じるか。

自分の心が常にどちらかを選択しているのならば、

心がいつも幸せを感じることができるように、心を整えていたいですよね。

そこでブッダは、坐禅をしたそうです。

静かに坐って心を整える時間を大切にしてきたそうです。

現代の私たちは、時間に追われることは日々の生活の中で当たり前のようになっています。

しかし、時間に流されて生活していると、自分の心と向き合うという時間を持てません。

1日は24時間と人に与えられた1日の時間は平等なのですから、

その中で工夫して時間をつくり、「静かに坐る」「心を整える」という時間を持てるといいのではないでしょうか。

心がザワザワしていれば、生活も落ち着きがなく乱れていくでしょう。

心が落ち着いてれば、生活の中にゆとりができ、物事の見方が柔和になるでしょう。

人に求めたり、人を変えようとするエネルギーを、自分の心を整えていくことに使えたら、

きっと幸せを選択しながら生きていくことができると思います。

坐禅は、心を整えるほう方法の有効な一つの手段ですが、

自分にあった方法で、心を整えていくことができるといいですね。

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