幸せになる結婚 | 名古屋の結婚相談所プリヴェールがおくる婚活コラム

結婚相談所『プリヴェール』の大津です。

夫婦共に幸せになるために、お互いがお互いを幸せにしたいという思いを持って結婚します。

経済的安定のため、精神的に寄りかかるため、お世話してもらうため、など、自分の利益のみを求めて結婚してしまうと、「幸せ」とは言えない結婚生活になってしまうでしょう。

今回は、結婚して「幸せになる人」と「なれない人」の違いについてお伝えします。

◆お互いが自立していること

これまでも度々お伝えしてきましたが、結婚する二人は、それぞれが自立していることが必要です。

結婚は、大人として独立している二人が結婚を誓い、一緒に生活し、二人で生計を立てていきます。

「できることは自分でやる」という基本姿勢が大事ですが、それぞれの役割を責任感を持って果たしていかなければなりません。

相手におんぶにだっこでは、生活は成り立ちません。

また精神的にも相手に存しすぎると、それは相手の負担になってきます。

精神的自立とは、「一人でも幸せ。でもあなたともっと幸せ！」という相手に依存しすぎず、個人の幸せも見いだせている人の方が、お互いに心の余裕のある結婚生活が送れるでしょう。

精神的自立ができていないと、問題が起きたときに「相手が～をしてくれないから」と不満ばかりが出てしまい、ケンカやすれ違いが増えてしまいかねません。

◆お互いの違いを認め、違いを楽しみ、許し合えること

結婚相手となる人に、「価値観が同じ人」という条件をあげる方がたくさんいます。

また離婚の原因に「価値観の違い」という方がたくさんいます。

結婚生活で、「価値観」というのはそんなにも重要なポイントとなるのでしょうか？

どんなに交際期間が長くても、一緒に暮らしてみると「あれ？そんな風に考える人だったんだ。」「え、どうしてそんなことするんだろう。」と価値観の違いに気が付くことがよくあります。

生まれ育った環境が違う二人が一緒に生活するということは、価値観の違いや相手への疑問の連続です。

もし交際中に「この人とは価値観が合う」と思っていても、一緒に生活するようになると違っていたということはよくあることです。

そんな時、いちいちそれを気にして不満に思ったり、自分に合わせるように要求したりしていては、誰と結婚してもうまくいかないでしょう。

大事なのは、好きになった人との、

「価値観の違いを楽しむこと」

「相手を理解する努力をすること」

「お互いに許し合うこと」

です。

自分の思いを主張することも必要ですが、自分が全て正しいと思っていたり、自分の思いを全て通そうとしていては、よほど寛大な相手でない限り、夫婦の間に溝ができてしまうでしょう。

全て自分の思い通りに生きたいのならば、わざわざ他人と結婚して一緒に暮らすことないですよね。

結婚するということは、一生をかけて相手を理解し受け入れる努力をすることです。

その中でお互いの非を責めるのではなく、許し合うことで、夫婦の絆が深まっていくのだと思います。

◆結婚はステイタスではありません

あなたは何のために結婚したいですか？

世間体の為？親の為？周りが結婚しだして、自分だけ結婚できないと恥ずかしいから？

結婚は、お互いの幸せにためにするものです。

二人の心が満ち足りていたらそれで充分ですよね。

でも、結婚をステイタスとして考えてしまっている人は、妻や夫を“アクセサリー”のように扱ってしまいます。

つまり、自分のお飾りですね。

“こんなに素敵な結婚ができている自分アピール”、“幸せアピール”の為に、妻や夫が存在しているわけではありません。

子どもが生まれてからも同じです。

結婚して時間が経ち、妻や夫の“アクセサリー”としての価値が薄れてきたころに子どもが生まれ、

今度は子どもをアクセサリーのように考えている人もいます…。

結婚をステイタスとして考え、「羨ましがられたい」「幸せそうに思われたい」という気持ちの強い人は、

結婚で大切な「相手を幸せにするため」という意識を見失ってしまっています。

自分は何のために結婚したいのか、見つめ直してみてください。

他人同士が結婚して夫婦になり家族になるということは、二人の相手への思いやりや努力なしでは生涯仲の良い夫婦ではいられません。

喧嘩をしないようにするのではなく、喧嘩をしてもお互いを許し合えることが大切です。

基本的に二人が自立した大人であれば、問題を乗り越えていくことができるでしょう。

“結婚したいな～”とただ漠然と思うのではなく、まずはご自分が自立できているか、結婚をどう捉えているのか、振り返ってみていただきたいと思います。

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