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アドラー心理学③『嫌われる勇気』を婚活に生かす~劣等感は自分の思い込み~

2020.12.21 |  

カテゴリー:

  • 男性
  • 女性

名古屋の結婚相談所プリヴェールです。

 

アドラー心理学『嫌われる勇気』(著:岸見一郎、古賀史健)を婚活に生かす、

というテーマで始めたコラム、3回目となりました。

 

これまでに、アドラー心理学の目的論・ライフスタイル・勇気づけについてお話してきました。

 

今回は、アドラーが断言している、

「すべての悩みは“対人関係の悩み”である」

ということについて考えていきます!

 

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アドラーは、

 

・すべての悩みは“対人関係の悩み”である

・個人だけで完結する悩み、いわゆる内面の悩みなどは存在しない

・悩みには必ず他者の影が介在している

 

と、断言しています。

 

また、劣等感についてもこう断言しています。

 

・私たちが抱える劣等感とは、「他者との比較」から生まれるものであり、「対人関係の悩み」である。

・もしもこの世界に自分以外の誰ひとりも存在しなければ、あらゆる悩みはなくなってしまう。

 

私たちは劣等感を否定的に捉えますが、劣等感は正常で健康なことなのだといいます。

 

人は無力な存在としてこの世に生まれ、無力な状態から脱したいと願う欲求を持っています。

この欲求をアドラーは「優越性の追求」と呼びました。

向上したいと願うことや、理想を追求する、ということです。

 

いくら目標に向かって前進していても、自分の理想に到達できないときに、

「自分はまだまだ未熟だ」と、人はある種の劣等感を抱きます。

 

つまり、人は劣等感があるからこそ、それをバネに努力をして頑張ることができるのです。

 

劣等感が全くなければ、人は進化を望まなくなり、そこでストップしてしまいます。

これがアドラーの考える正しい「劣等感」です。

 

私達が普通よく使う「劣等感」は、「私は~だから~できない」という考え方です。

「私は~だから~できない」という考え方は「劣等コンプレックス」と呼び、

劣等感を言い訳に使ってしまっている、

と言っています。

 

ではここから、婚活中の方の例にあてはめて考えてみます。

 

例えば、自分の容姿に劣等コンプレックスを抱いている方がいるとします。

 

・身長が低い

・太っている

・痩せすぎている

・顔が良くない 

 

などです。

これらの劣等コンプレックスは、あたかも誰かと比べての「客観的事実」のようですが、

これは「主観的な解釈」だとアドラーは言っています。

 

自分がそう感じているだけで、周りの人はそれを欠点だとは思っていません。

 

良く言えば、あなたが欠点だと思う容姿も人にとっては長所にもなり得るのです。

 

例えば、

 

・身長が低い→威圧感がなく安心できる

・顔がよくない→個性的で飽きない。服装によってオシャレが引き立つ

 

などです。

 

それにあなたが欠点だと思っている容姿も、周りの人はそんなに見ていませんし、気にしていません。

 

容姿以外には、自分の身上の劣等コンプレックスもよくあると思います。

 

・学歴が低いから定収入で結婚できないんだ

・親から愛情をもらってないから人の愛し方がわからず良い人と出会えないんだ

 

などです。

 

これらも、アドラーは劣等感ではなく、「劣等コンプレックス」だとしています。

 

フロイトの原因論から考えれば上記の「~だから結婚できない」というのは因果関係がありますが、

目的論のアドラーはこれは「見せかけの因果律」という言葉で説明しています。

 

本来は何の因果関係もないところに、あたかも重大な因果関係があるかのように自ら説明し、納得させてしまう

ということです。

 

「~だから結婚できない」のではなく、

「結婚したくない」という目的を達成するために学歴や収入、成育歴を持ち出しているのです。

 

前回のコラムの勇気づけでもあったように、

一歩踏み出すのが怖い、現実的な努力をしたくない、

これまでのライフスタイルを変える「勇気」を持っていない。

 

つまり、結婚できないという不満があったとしても、今のままでいた方が楽なのです。

 

これらはあなたが勝手に決めたことであり、正しい考えではないと言います。

 

本当に結婚できないのではなく、

結婚したくないから、

結婚への努力をしたくないから、

その言い訳に劣等コンプレックスを持ちだしているのです。

 

これは典型的な言い逃れであり、人生への逃げの考え方なのです。

 

これをアドラーは「人生の嘘」と言っています。

 

では、最初の「すべての悩みは“対人関係の悩み”である」に、戻ります。

 

劣等コンプレックスとは、自分と他者とを比べることで生まれる悩みでした。

この世に自分しか存在しなければ、劣等という概念すらないのです。

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劣等感、それ自体は悪いものではありません。

劣等感があるからこそ、人は「優越性の追求」ができるからです。

 

つまり、他者がいるからこそ人は頑張れる。
他者がいなければ、喜びも幸せも存在しない、生きている意味すらないとも言えます。

 

劣等コンプレックスを克服するには、

 

◎自分の劣等性を真正面から見つめ、「自分の不完全さを認める」こと。

・今の自分も好き

・成長したいと思う自分も好き

・常に満足せずもっと上を目指す自分も好き

 

という意識を持てれば、自分の劣等コンプレックスも正しい「劣等感」になり、

自己成長へのバネとなることでしょう!

 

今回のテーマ、いかがでしたか?

 

私は…アドラーの「劣等コンプレックス」と「劣等感」の違いを知ることができましたので、

これから自分の意識改革をしていきたいと思います!

 

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