NHKあさイチの特集『平成から令和へ　夫婦のカタチ』～専業主夫～ | 名古屋の結婚相談所プリヴェールがおくる婚活コラム

名古屋の結婚相談所『プリヴェール』です。

 

4月17日、NHKの『あさイチ』で、「平成から令和へ 夫婦のカタチ」という特集がありました。

そこでは、従来の考え方にとらわれない3組の夫婦の姿が取り上げられていました。

 

1組目は、あえて婚姻届を出さずに「事実婚」というカタチを選んだバツイチどうしの夫婦。

2組目は、平日は別々に離れて暮らし、土日だけどちらかが会いに行く「週末婚」というカタチをとっている30代の夫婦。

3組目は、妻が看護師として外で働き、夫は家事と3人の育児を担う「専業主夫」というカタチを選んだ夫婦。

 

今回は、「専業主夫」というスタイルで生活されているご夫婦のカタチをお伝えします。

 

専業主夫とは、夫が家庭で家事育児をし、妻が外で働き妻の収入で生計を立てている夫婦のことです。

 

内閣府の調査によると、「夫は外で働き、妻は家庭を守るべき」と考える人は、

 

平成4年では、

・賛成60.1％、

・反対34％、

・わからない5.9％

 

だったのに対し、

 

平成28年には、

・賛成40.7％

・反対54.2％

・わからない5.1％

 

という結果になり、賛成と反対が逆転しました。

 

◆専業主夫15年目のご夫婦

38歳の夫と、39歳の妻のご夫婦を紹介します。

結婚当初、夫は専業主夫ではありませんでしたが、

お子さんが生まれたときに夫は「3歳までの子どもは保育園に預けず、絶対親がみたほうがいい」という教育方針だったため、

保育園に預けないという選択肢を選びました。

それには、夫婦のどちらかが仕事を辞めなければなりません。

そこで、看護師の妻のキャリアを大切にしたかった夫は、

自分が仕事を辞め、専業主夫になることを選んで今のカタチに落ち着いたそうです。

 

専業主夫になって戸惑ったことは、

 

• 赤ちゃんのおむつ替えをしたいけど、男性用トイレにおむつ替えベッドがない
• 授業参観に参加するととても目立つ。子ども自身も（お母さんが来ないので）違和感を覚える

 

ということでした。

 

ゲストの鈴木おさむさんもご自身が専業主夫をされてた経験があり、

やはり3歳くらいまではずっと子どものそばにいて育てたほうが、子どもにより愛情深く接するよう変わるとお話されていました。

専業主夫をする中で、鈴木おさむさんがどうしても超えられなかったのが、「母乳が出ない！」ということだったそうです。

妻の森三中・大島美幸さんはずっと母乳で育てていたため、

大島さんが仕事で海外に行った時、全くミルクを飲まなくて困り果てたそうです。

その時ばかりは「なんで男には母乳がでないんだろ…」と真剣に悩んだそうです。

 

 

◆男性へ！兼業主夫のススメ

そこで、以前からプリヴェールがご提案しているのは、「兼業主夫になろう！」ということです。

夫が専業主夫になれる環境があり、夫婦の価値観が一致していれば専業主夫も選択肢の一つですが、

現実にはなかなか難しい面もあると思います。

 

専業主婦を望んだわけではないけれど、なかなか保育園に入れず必然的に専業主婦になっていたり、

3歳までは専業主婦になることを選んだけれど、ワンオペ育児に疲れ切っている女性はたくさんいます。

 

そういった女性の姿を見聞きしていると、キャリアを大事にしたい女性、仕事を続けたい女性は、

子どもも欲しい気持ちはあるけれど、結婚への一歩を踏み出せない、ということがあるようです。

 

そんな女性には、家事力の高い男性、仕事と家事の両立をしてくれる兼業主夫の男性はとても魅力的です。

 

兼業主夫とは、外では仕事を頑張り、家では自分のできることは自分でする、ということです。

 

例えば、妻子が夕飯もお風呂も終えて子どもの寝かしつけをしている頃に帰宅したとします。

夕飯を食べ終えたら、自分で食器を洗い片付ける、

最後にお風呂に入ったら、お風呂を洗ってから出る、

洗濯物があればたたむ、

洗濯機を回す、

など、

「できる家事は自分でやる」

「妻に育児家事全てを押し付けない」

ということです。

 

家事ができるということは、婚活中の男性にとって大きなアピールポイントになりますよ。

 

 

◆女性へ！兼業主婦のススメ！

子どもが生まれてからも働きたい女性には、男性と同じように、「兼業主婦」というスタイルになることをお勧めします。

夫と同じく、外では仕事を頑張り、家では自分のできることは自分でする、ということです。

 

お互いに、外では全力で自分のやりたい仕事を頑張り、家に帰ったら二人で協力して家事育児をする。

お互いに足りないところを補い合い、自分が辛い時は素直に甘え感謝する、という関係ができれば、

「俺は仕事で疲れてるんだぞ！」

「私だって働いてるのは同じでしょ！」

というな悲しい喧嘩にはならないのではないでしょうか。

 

夫婦が共働きしていれば、その分収入が増えます。

経済的に余裕があると、人は精神的にも穏やかになれる面があります。

教育費に使ったり、貯金をしたりと、余裕のある生活ができるでしょう。

 

婚活中の女性は、家事能力の高い男性と出会うことで、

仕事も子どもも諦めることなく、両方の幸せをつかめます。

 

何かを諦めて結婚する、

何かを諦めて子育てする、

もうそんな時代ではありません。

 

夫婦が協力すれば、結婚も仕事も子育ても、お互いに全ての幸せをえることができます！

一人では味わえない幸せを全部手に入れられるのが結婚です。

 

夫婦のカタチも多様化していますので、ご自身にあった夫婦像を考えて、

素敵なパートナーに出会えますように！

結婚も仕事も子どもも、全てを諦めたくない方へ

 

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