自分の心身の健康と向き合う～①癒しを生む脳科学～ | 名古屋の結婚相談所プリヴェールがおくる婚活コラム

名古屋の結婚相談所『プリヴェール』です。

体の健康も、心の健康も、自分の望む人生を歩んでいく上でとても大切です。

体が全ての資本ですから、心身の健康を保つことを心がけていきたいですよね。

心身の健康は、私たちが求める「癒し」とも関係しています。

「楽しい」「気持ちがいい」などの幸福感を体感することで、幸福感をもたらす脳内物質が活性化されます。

ではどうすれば「癒し」をもらたらす脳内物質を上手に作り出せるのかをお伝えします。

◆心を安定させる「セロトニン」を活性化させる！

女性は思春期以降、女性ホルモンの「エストロゲン」と「セロトニン」は女性の体と心を安定させる役割があります。

エストロゲンは、生理周期によって分泌量が変化するので、減少している時は気持ちが落ち込んだり不安定になったりします。

しかしセロトニンは、自分の力で活性化することができます！

それには、三つの生活習慣を心がけ継続していくことで可能になります。

①朝起きたら太陽の光を浴びる

朝、目から太陽の光を幹事つことで、脳内でセロトニンが活性化します。

朝起きたらカーテンを開け、日差しをめいっぱい感じましょう。

②リズム運動

一日の内に何回か5分程度の腹式呼吸を行いましょう。

それだけでセロトニンが活性化する充分な運動になります。

また、朝と夕方、30分程度のウォーキングやサイクリング、スイミングなどの運動も効果的です。

③グルーミング

夕方以降は、家族との団欒、パートナーや友人との会話などをすることでもセロトニンんが活性化されます。

こうした親しい人とのスキンシップやコミュニケーションのことを、グルーミングと言います。

グルーミングについては、次に掘り下げてお伝えします。

◆心地よさから生まれる「オキシトシン」と、それによって活性化する「セロトニン」

「オキシトシン」は、親しい人とのお喋りや、心地よいスキンシップをすることで分泌される脳内物質です。

リラックスできる入浴やエステ、ペットとの触れ合いなどにも同様の効果があります。

しかしお喋りやスキンシップの相手が、好きな相手、安心できる相手でなければ、ただのストレスになってしまいます。

オキシトシンは、出産や授乳などによっても分泌されるため、昔から子育て期の女性特有の脳内物質として知られていましたが、近年の研究により、男性やこども、高齢者の体内でも作り出されているということが発見されたそうです。

また、オキシトシンそのものに、「脳に愛情や幸福感を感じさせる作用がある」ということがわかったそうです。

◆なぜ「オキシトシン」から幸福感が生まれるのか？

オキシトシンには、情動中枢「扁桃体」の興奮を鎮める作用があります。

人それぞれにある「快感・不快感」や「好き・嫌い」などの情動（情緒）を司る扁桃体が落ち着くと、

心も落ち着き、幸福感を感じるのです。

◆癒しの脳内物質は「ＳＮＳ」では活性化されない？！

仕事で疲れた体やストレスをその日の内に癒すには、心を穏やかに整えてくれるセロトニンとオキシトシンの活性化が必要です。

それには、リズム運動や、グルーミングが効果的です。

しかし、私たちの生活に欠かせなくなってきたと言っても過言ではないデジタルでのコミュニケーションは、セロトニンもオキシトシンも活性化されません。

メールやＳＮＳなどのやりとりでは、癒しにまつわる脳内物質は活性化されないということです。

ついつい暇つぶしに触ってしまうスマホですが、スマホの中でのコミュニケーションではなく、アナログな人とのぬくもりを感じるコミュニケーションを意識してみてはいかがでしょうか。

『結婚しなくても幸せになれるこの時代に、 私はあなたと結婚したいのです。』