『結婚しなくても幸せになれるこの時代に、 私はあなたと結婚したいのです。』 | 名古屋の結婚相談所プリヴェールがおくる婚活コラム

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『結婚しなくても幸せになれるこの時代に、

私はあなたと結婚したいのです。』

2017年の春頃、このフレーズがテレビのＣＭから聞こえてきたとき、

おおぉぉぉぉぉ！！！と、心の中で叫びました。

当時、ネットなどで話題になっていたのでご存知の方も多いかと思いますが、

これはブライダル情報誌『ゼクシィ』の新ＣＭの中で使われている言葉です。

この『成婚のヒケツ発信！』というコラムの中で、

婚活をされている全ての方の為にお役に立つ情報をお届けできたら…、

一人でも多くの方に幸せな結婚に向けて進んで頂くきっかけになるような言葉をお届けできたら…と、

日々内容を考え掲載させていただいておりますが、

なかなか、これだ！と思う言葉を探せずに、日々模索していました。

そんなとき、この言葉が聞こえてきて、心を鷲掴みにされたような…‥、本当にグッッときました！

このゼクシィの短いフレーズには、現代の世相がよく表れていると思います。

結婚は素晴らしいものという結婚に対する明るさや希望が全体的にありながらも、

結婚したくない人、結婚していない人を否定はしていません。

結婚している人としていない人を比較しているようで比較もしていないこの言葉は、

すべての方の心に良い印象として残るのではないでしょうか。

そのポイントは、「結婚しなくても幸せになれるこの時代に」という前置きですよね。

この前置きは、全て人の生き方を肯定しているからです。

しかしそれに対してより強烈なインパクトを与えることになるのが、

「私はあなたと結婚したいのです。」

という前文と対立関係にあるような言葉で落としているところです。

結婚してもしなくてもいいし、結婚しなくても私は今幸せだけれど、それでも私はあなたと結婚したいの！

という、「私」と「あなた」の二者間のことで完結されているのが、現代の様々な事情ある方への配慮になっていますし、

なによりロマンチックさを感じます。

今回このコラムを書くにあたり、ゼクシィのこのフレーズをネットで検索していましたら、

もう一つ素敵な言葉に出会いましたので、ご紹介させて頂きます。

『ひとりで生きていけるふたりが、それでも一緒にいるのが夫婦だと思う』

これは、Tiffanyのキャッチコピーで、眞木準さんによる言葉だそうです。

この言葉も、ゼクシィの『結婚しなくても幸せになれるこの時代に、 私はあなたと結婚したいのです。』

という言葉と同じ雰囲気がありますよね。

違いは、ゼクシィの方はこれから結婚する二人ですが、Tiffanyの方は、すでに結婚した二人というところです。

『ひとりで生きていけるふたり』

とは、大人として、社会人として、自立している者同士（結婚しなくても自活していけるもの同士）ということです。

そんな自立している二人が、あえて結婚する。

あえて一緒にいることが夫婦だ、と言っています。

そこには、夫婦になることでしかわからない魅力がつまっていると感じられますよね。

二人で時間を共にする中で、嬉しいこと、楽しいこと、全て二倍になります。

二人で年を重ねる中で、辛いこと、苦しいこと、全て半分にして分かち合うことができます。

・一人では見れなかった世界を、二人なら見られる。

・一人ではできなかったことも、二人ならチャレンジできる。

・一人では踏み出せなかったことも、二人なら勇気をもてる。

・一人では知ることができなかった最愛の子どもを産み育てるということを、二人でならできる。

・人生の最期まで、二人で寄り添っていくことができる。

これは、自立していても一人では得ることのできない、かけがえのない喜びです。

結婚に前向きになれない方、結婚って本当に良いものなのかな？

と結婚というものに漠然とした不安を抱いている方にとっては、

「結婚ってなんだか良さそうだな～」と希望の光になるのではないでしょうか。

結婚している方も、これから結婚をされる方々も、長い夫婦生活の中で、

この言葉は夫婦として一緒にいるための支えの言葉となりそうです。

「結婚は人生の中の選択肢の一つ」となっている現代は、未婚率が高くなる一方です。

しかし、未婚者の7～8割の方が、「いつかは結婚したい」と思っているのも事実です。

『結婚しなくても幸せになれるこの時代に、

私はあなたと結婚したいのです。』（ゼクシィ）

『ひとりで生きていけるふたりが、それでも一緒にいるのが夫婦だと思う』（Tiffany）

この言葉が、婚活で悩み、立ち止まっている一人でも多くの方の心に届き、光の言葉となるといいなと思います。