世代別の世帯年収から将来を考えよう！～名古屋の結婚相談所「プリヴェール」調査～ | 名古屋の結婚相談所プリヴェールがおくる婚活コラム

名古屋の結婚相談所『プリヴェール』の大津です。

婚活のお相手選びの条件の中で一番よく出るが男性の年収についてです。

一人暮らしをしたことのない女性や、お若い女性からは、

「年収はどのくらいあれば生活できますか？」

と尋ねられることがよくあります。

自分の収入のみで生活したことのない女性は、

生活にどのくらいのお金がかかるのか想像がつかないからです。

結婚後は専業主婦になりたい女性、

働いてもパート程度と考えている女性も、男性の年収にシビアになりやすい傾向です。

一方、結婚後も仕事を続けたいと思っている女性は、自分の安定した年収があるので、

男性の年収にさほどこだわらない方もいます。

では実際に、男性の年収がいくらあれば平均的な生活ができるのでしょうか。

厚生労働省の調査によると、世帯年収の平均は541.9万円です。

世帯年収とは、住居・生計を共にしている人の年収を合計したものです。

これは手取りではなく、社会保険や年金を引く前の総支給額を合計したものです。

世帯主の年齢階級別でみると、

●29歳以下…365.3万円

●30代　　…558.9万円

●40代　　…686.9万円

●50代　　…768.1万円

世帯主の50代をピークに上昇し、60代、70代と下降していきます。

では次に、世代別の平均年収を見てみましょう。

・20代前半…258万円 / 後半…351万円

・30代前半…403万円 / 後半…433万円

・40代前半…460万円 / 後半…494万円

・50代前半…504万円 / 後半…494万円

・60代前半…378万円 / 後半…306万円

平均年収といっても、定収入と高収入の人とでは大きな差がありますので、

集団の分布の真ん中に来る中央値、いわゆる普通の人の年収については、

・20代前半…261万円 / 後半…327万円

・30代前半…387万円 / 後半…443万円

・40代前半…510万円 / 後半…550万円

・50代前半…552万円 / 後半…516万円

・60代前半…381万円 

となっています。

ではここで、世代別世帯年収と世代年収の差を見てみましょう。

世帯主が20代では14万円位、30代126万円、40代では193万円、50代では274万円の差があります。

つまりこの差額と言うのは、妻や子供という一緒に生活している誰かの収入ということです。

20代であまり差額がないのは、まだ単身だからか、妻は専業主婦や子育てに専念していることから、

差がないのでしょう。

30代、40代と差額が増えていくのは、子育てが落ち着き、妻が働きに出ているからです。

50代での大きな差額は、妻だけでなく、成長した子どもがアルバイトをして収入を得ているということも考えられます。

平均年収や、中央値がわかれば、その年収があれば平均的な生活がしていけることがわかります。

これは年収ですので、手取り額ではありません。

手取り額は20％程差し引いた額になります。

また、世代別の世帯年収を見ていくことで、多くの女性がずっと専業主婦をしているわけではなく、

子育てが落ち着いた頃には家計の足しとなるためにパートにでたり、復職しいていることがわかります。

ただなんとなく、年収600万円くらいの男性がいいな～とか、

結婚したらずっと専業主婦でいたいな～と思っていた女性は、

こういった現実的な金額を知ることで、自分の考えを見直したり、

具体的な将来図が描けるのではないでしょうか。

理想の年収が男性一人の収入では満たしていなくても、

自分が働くことで理想の年収になることもありますよね。

こちらのコラムも是非ご参考になさってください。

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30代男性の平均年収450万円での家計簿

夫の年収＋妻の年収＝世帯年収