運命の人なんていない | 名古屋の結婚相談所プリヴェールがおくる婚活コラム

結婚相談所「プリヴェール」です。

みなさんテレビドラマはお好きですか？

私は、昨年放送されていた『逃げるは恥だが役に立つ』が大好きでした。

高視聴率ドラマで、恋ダンスも流行りましたよね～♪♪

（ドラマが終わった今も、流行っていますよね～！）

笑いあり、涙あり、ムズキュンありの、現代の男女の心理をよくつかんでいるとても魅力的なドラマだったと思います！

ドラマの中の登場人物たちから発せられる、数々の名言も、このドラマの人気が出た要因だと思います。

その中でも、一番私が感動した名言をご紹介させてください。

第８話の、主人公みくりと、その母さくらの会話の中で、その名言は出ました。

こんな会話です↓↓

みくり：「いいね（お父さんから）愛されてて」

　母　：「愛してるわよお互いに努力して」

みくり：「努力なの？」

　母　：「無償の愛なんて注げない」

　　　　「運命の相手なんて言うけどそんなものない」

みくり：「夢が無い」

　母　：「運命の相手に、するの」

　　　　「意志が無いと続かないのは恋愛も仕事も一緒」

みくり：（ハッとする）

…どうですか！！！！！！！！！！

ハッとしたのは、みくりさんだけではありませんよね。

全国のテレビの前の女性がハッ(ﾟдﾟ)！(ﾟдﾟ)！(ﾟдﾟ)！(ﾟдﾟ)！(ﾟдﾟ)！としましたよね。

私も、本当にこんな顔⇒(ﾟдﾟ)！しておりました。

運命の相手なんて、いないんですよ。

結婚して、二人の生活が始まって、お互いが一緒に幸せになるという強い意志の元、関係を育んでいく中で、

運命の相手にしていくのですね。

共感された方が大勢いらしゃると思います。

驚いたのは、この第８話のあったその翌日！

『しくじり先生』という番組の中でも、同じような名言が出たのです。

お笑い芸人・オリエンタルラジオの中田さんが『星の王子さま』について解説をするとうコーナーがあり、

その『星の王子さま』の解説の中で、名言が出たのです！

星の王子さまから学べる教訓、

「運命の人とは、突然出会うわけではない。

相手を大切にしながら過ごした時間が、少しずつ相手を運命の人にしていく」

夫婦となって、お互いが愛情を持って同じ時間を過ごしていく。

夫が妻に費やした愛情が、妻が夫に費やした愛情が、夫婦の愛を特別なものにしていくのです。

ここで気になるのが、「運命の相手にしていく」…ということは、結婚する前は「運命の相手」だとは思っていなかったの？

という素朴な疑問です。

私はその答えを、アドラー心理学『幸せになる勇気』の中で見つけてしまいました。

結果だけお伝えしますと、答えはYES。

アドラーは、「運命の人」をいっさい認めません。

とはっきりと述べているのです。

それを読んだ時の私はまた⇒(ﾟдﾟ)！です。

さらに極論を言うと、

「自分がその人のことを愛すると決意するならば、

“その辺を歩いている、どこの誰とも知らない人”でも愛し結婚することができる」

とまで説明しているのです…。

そんなまさか…、そんなこと現実的に考えられませんよね。

でも、アドラーはそう言っているのです。

これについては、また後日、別のコラムでお伝えしたいと思います。

もう一度、『幸せになる勇気』を読んで理解したいと思いますので、少々お待ちくださいね。

（『幸せになる勇気』は、『嫌われる勇気』の続編です）

ではまた、覗きにいらしてください！