シニア婚活の最前線②
2018.02.12 |
カテゴリー:
- シニア婚活
名古屋の結婚相談所『プリヴェール』です。
2月2日(金)に、NHKの『あしたも晴れ!人生レシピ』という番組の中で、
シニア婚活について取り上げられていました。
前回はその様子をお伝えしました。
まずはこちらをご覧ください↓
今回は、番組に出演されていた二組のシニアカップルをご紹介します。
●60代未婚男性と、50代バツイチ女性のカップル
~60代未婚男性~
男性は未婚。
30代後半から40代にかけて、当時入会していた結婚相談所で出会った女性と3年位お付き合いされていましたが、
結婚には至りませんでした。
勤めていた会社の倒産や再就職先のリストラなどがあり、
精神的にも経済的にも一人より二人が良いと強く思うようになりました。
54歳で再々就職し、経済的にも安定したことで、5年前から婚活パーティーに通い始めました。
相手の女性に求めることは、料理をしてくれること。
パートナーの手料理と大好きな焼酎があれば何もいらない、とお話されていました。
5年間の間、婚活パーテイーで出会った女性と交際したのは10人ほど。
本人は結婚を決意した女性もいたそうですが、ご縁がなかったそうです。
そして今回の取材期間中のパーティーで出会った50代の女性と、カップル成立しました。
~50代バツイチ女性~
「50代は人生のゴールデンタイム。この時に、パートナーがいたらもっと楽しいと思い婚活を始めました。」
ということを生き生きとした笑顔でお話されていたのが印象的でした。
離婚後3人のお子さんを育て上げ、末のお子さんが今年大学を卒業するということで、婚活を始めたばかり。
初めての婚活パーティーで出会ったのが、60代未婚男性でした。
これからいろいろなお話をしていきたいと、明るく魅力的な笑顔でお話されていました。
●70代バツ2男性と70代バツイチ女性のカップル
お互い70代で婚活を始め、付き合い始めて1年のカップル。
入籍を考えていますが、まだ籍はいれていません。
女性は男性の家に金土日の週に3日間泊まり、月~木曜日は自宅で過ごしています。
なぜそのような生活をしているのかというと、これまでのお互いの生活スタイルもあるため、
週の前半は、お互いにやらないといけないことを自宅でして過ごしているからです。
週の後半は、お互いの休息日として一緒に過ごしています。
笑いながら、「毎日一緒にいるとイヤになるから。」ということを笑い合っていたのが印象的でした。
またインタビューで、なぜ籍を入れていないのかと聞かれると、
付き合ってまだ1年だからまだ早いんじゃないかという周囲の声があるそうです。
またその中で、
「若い人にとっての1年が、自分たちにとっての10年だ。」
ということをお話されているのも心に響きました。
「1年先にはどっちかが亡くなってしまうかもしれない。」
という思いがあるそうです。
その為にお二人はフィットネスクラブで水中ウオーキングを一緒にしています。
女性は、あっけらかんとした調子で、
「どっちかが寝込んじゃったりしたら付き合った意味がない。」と言われていましたが、
男性の方は、
「(女性が)そういうことになったら、その為に、必ずどっちかがそういう時がくるはずだから。」
と、真っ直ぐな気持ちをお話されていました。
すると女性は、
「私がそういうことになったら逃げない?その時になると本性が出るじゃん?」
と笑いながら聞くと、
男性は、「当たり前だろ!」と真剣に答えられ、
そのやり取りの中には、本当にお互いを思いやる愛情があるのが伝わってきました。
付き合ってまだ1年のカップルですが、お互いの愛情を育むのに、年齢も時間も関係ないことがよくわかります。
お二人は、一緒に台所に立って料理をしたり洗い物をすることも楽しまれています。
男性の方は、女性と付き合てから、70代にして初めて家事や料理を始めました。
取材の中では、人生で初めてキャベツを切るという様子がありましたが、
包丁の使い方を教える女性も、教わる男性もとても楽しそうでした。
女性はとても教え上手、褒め上手で、
「練習すればもっと上手になりそう、うまいうまい素質ある!」
「このキャベツのサラダすごく美味しい。上手に切れてるから。」
と、素直な気持ちで男性を褒めていて、男性もとても嬉しそうでした。
男性は女性と付き合ってから、「色んなわからないことがわかるようになった。」
ということを喜ばれていているのが印象的でした。
70代になってからも、進歩したいという意欲、知らなかったことを知る喜び、
できなかったことができるようになる喜びをパートナーと共有できるというのは、かけがえのないことですよね。
お二人は、男性の母親が暮らしている介護施設にも二人で手を繋いで仲良く通われています。
男性の100歳になる母親の言葉も、人生経験豊かな方の深みのある言葉でした。
「自分たちが幸せになろうという気持ちがなくちゃダメなの。
自分勝手なことばかりやってちゃダメ。」
と、お話されていました。
取材者から、「お二人はいいカップルになれそうですか?」と聞かれると、
「こっち(女性)はいいですけどね、こっち(息子)はちょっとやんちゃなとこあるんです。
少し、いばり屋ですからね。直してもらわなといけないのよ。」
と言いながら、うなだれている息子(男性)の肩を叩いていました。
それを見る女性の目はとても優しいものでした。
インタビューの最後に、
「悩みがあったらすぐに解決するか、そこを通らない。
若い時は悩むべきだが、今は後ろを見たって仕方がない。
後ろを見たって何にもない。
前だけを見る。前だけ見ていこう。
どうやって楽しく悩まないでいけるかということが二人の課題。」
ということをお話され、そこには長年連れ添われた夫婦のような愛情や信頼関係が見られました。
現在、女性の4人に一人、男性の7人に一人が、50歳までに結婚経験がないという調査結果があります。
結婚経験のない人の多くは、55歳を境に一人の寂しさや老後の不安を感じ始めます。
婚活を初めても、最初は理想が高いことからなかなかうまくいかないことがあります。
その理想とは、結婚に対する憧れや、結婚相手に対する憧れなどです。
しかし婚活をしていく内に、本当の自分のニーズの気づいていき、相手に求めることが変わってきます。
相手と関わる中で、自分を知っていくことができるのです。
シニアカップルは、遺産や家族関係などの現行問題もありますが、
遺産のことは専門家に任せるなど、自分たちは、自分たちにしかできないいたわり合いをすることが大切です。
何でも乗り越えられるような相手との出会いを大事にし、
相手に求めるよりも、自発的に相手に何か「してあげたい」という気持ちになれる人との出会いを大切にしてください。
シニアの人は何か新しいことをすることに対し、周りから止められることもあると思います。
しかしそれは、止めている人の価値観に過ぎません。
自分の価値観と、止めている人の価値観は違います。
人の意見を聞く耳を持つことは大事ですが、まずは自分の素直な心の声に耳を傾けましょう。
自分のやりたいことをする老後。
自ら思いやりたい、いたわり合いたいと思えるパートナーと過ごす老後は、
とても明るいものだと思います。
年齢で物事を決めず、最後まで自分らしく、自分の心に素直な生き方を選択して頂きたいと思います。
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