明確な「目標」の立て方② | 名古屋の結婚相談所プリヴェールがおくる婚活コラム

結婚相談所『プリヴェール』の大津です。

前回の続きになります。

『明確な「目標」の立て方①』からご覧ください。

明確な「目標」の立て方①

前回は、目標とは何かということをお伝えしました。

目標は人が人生を生き生きとしたものにするために大切なものです。

ではなぜ、人は目標を持てなかったり、目標の立て方に失敗してしまうのかを、お伝えします！

●目標の重要性に気づいていない

子どもの頃から今までに、「目標を立てよう！」という機会は数多くあったと思います。

学校、進路や就活の際、新年の際の今年の目標など、何度も目標を立てたことはありますよね。

それを元に努力して目標を叶えたという方もいるでしょうが、

目標を諦めたり、目標を立てたことすら忘れてしまっていたり…、という方もたくさんいらっしゃると思います。

後者の人は、前回のコラムでお伝えしたような、目標の重要性を知らない、気づいていないことが大きな原因です。

目標を立てる前に、目標についてじっくり考えたことのある方、少ないのではないでしょうか？

（私もそのひとりです…）

●目標の立て方を知らない

目標を考える際に、「世界平和」「長生きする」といった漠然としたことを考える方もいますよね。

大きく捉えればそこに行きつくのかもしれませんが、それはあなたの今の生活にまず必要な目標ではなく、

“願い”と言えることだと思います。

目標は、実現可能なことでなければなりません。

もし大きな目標、願いが「世界平和」であるならば、それを自分の力で実現させるための目標に変換する必要があります。

例えば、「英会話を学び、海外青年協力隊に入って現地で活躍する。」

「ボランティア団体を立ちあげ、地域に根差した活動をし、地域貢献する。」

などであれば、本気でそのために頑張れば実現可能なことですよね。

「世界平和」という漠然とした自分の力では実現が難しい目標を立てて、一年後も五年後も十年後も同じ目標を立てていては、それは目標とは言えません。

目標を立てる際に根本的に覚えておかないといけないのは、「自分の力で実現可能」なものであるということです。

漠然とした願い、自分の力で達成できないようなものは、あなた自身の目標だとは言えません。

●目標を達成できないことを恐れている

目標を立てると、それを実現させるために頑張ります。

目標があることで意欲が湧き、日々に活力ができます。

しかし、もしその目標が達成できなかったら…失敗してしまったら…挫折してしまったら…と、

失敗したときのことを恐れて、目標を立てるという一歩を踏み出せない方もいるのではないでしょうか。

特に自分の目標を人に話すと、達成できなかったときに恥ずかしいなと思ったり、

あなたの目標に反対するであろう人から邪魔をされるのではないかなど、

動く前から自分で無理だと諦めてしまうのです。

これでは、いつまでたっても目標は立てられません。

失敗を恐れている人、失敗することは恥ずかしいことだと思っている方には、まずその考え方を捨てましょう！とお願いしたいです。

成功するために、失敗は必要不可欠です。

失敗を繰り返すからこそ、成功への道がわかってきます。

失敗は成功へのヒケツ！

むしろ、失敗は成功までのミッションだと思って、小さなミッションを試行錯誤してクリアしていくその過程こそが、日常を生き生きとさせるのではないでしょうか。

●変化に対応する勇気を持つ

人は、安定感とうものを求め、安定感という楽な状態を好みます。

変化するということは、とてもエネルギーがいることだからです。

しかし目標を明確にし、そのために行動を起こす中で、目標を達成させるためにこれまでとは違う行動をしたり、違う人との関りを持ったりと、様々な変化の中に身を置かないといけなくなるときがあります。

これまでに考え方や行動、習慣を変えるということは、エネルギーを使う大変なことです。

しかしそれをしなければ目標は達成できません。

変化することが苦手な人、変化することを恐れている人は、「変化の意味」に目を向けてみてください。

変化することで、自分はどうなるか？

変化することで、今よりどんな良いことが起きるのか？

変化することで良い結果になる！ということが理解できれば、変化する勇気を持てるでしょう！

目標について、じっくり考える機会を持っていただけたでしょうか？

次回は立てた目標を達成するための心構えについてお伝えします！