明確な「目標」の立て方① | 名古屋の結婚相談所プリヴェールがおくる婚活コラム

結婚相談所『プリヴェール』の大津です。

 

みなさん、目標はありますか？

勉強の目標、仕事の目標、趣味の目標、結婚の目標、もっと大きく捉えて人生の目標・・・

目標が明確にある人は、それに向かって意識的に頑張ることができます。

 

目標がない人はどうでしょうか？

仕事において目標がないと、ただ漠然と与えられた仕事をこなすだけ、

婚活において目標がないと、ただなんとなく「結婚」というイメージに向かってとりあえず婚活イベントに参加するだけ、

人生に目標がないと、自分はなんのために今を生きているのか、どこに向かっているのかわからず、

意欲や活力が湧いてこないのではないでしょうか。

 

「なんだか最近なんの意欲もわかないな～、人生なにがおもしろくて自分は生きてるのだろう…」と、

気力や充実感といったものを感じられずに生活している方に、目標を明確にする大切さと方法をお伝えします！

 

 

●人は意味のある活動をすることでやりがいを感じる

 

例えば仕事で、「この大きな水槽一杯にバケツで水を入れるように。」と言われたとします。

あなたは大きな水槽にひたすらバケツで水を入れます。

疲れる作業ですよね。でも水が一杯になったら魚をいれて立派な水槽が出来上がるという目標があれば、頑張れるでしょう。

しかし水が一杯になったら、今度は、「この水を全部抜くように。」と言われ、全部抜いたらまた水を入れるように言われ…

 

この作業に関する説明が何もないままに、意味を見出せない活動を延々とさせられたとしたら、あなたはどうですか？

 

それでお給料がもらえるなら、意味が分からなくてもいいか、と割り切れるのも最初の内だけだと思います。

人は、このような無意味なことを何日も続けると苦痛を感じます。

 

同じ作業を繰り返す仕事だとしても、それで何かが出来上がる（例えば工場のレーンでの流れ作業など）とわかっていれば、自分の作業に意味があることなので、頑張ることができるでしょう。

 

・自分のやっていることの意味

・それをすることでどのような結果が生まれるのか

このことをわかっていなければ、人は意欲的な活動ができません。

 

まずは意味のある活動をすること、その結果どうなるのか、どうなってほしいのかを考えることこそが、

目標を立てる第一歩です。

 

 

 

●「自分はどうなりたいのか」が、目標の原点

 

「目標を立てよう」と言われたとき、このような目標を考えた方いませんか？

 

・早起きをする。

・10キロ痩せる。

・毎日～時間読書をする。

・今月の営業成績ナンバー１になる。

・～歳までに結婚をする。

 

よくありがちな目標ですよね。

しかしこういった目標の立て方をすると、それが実現できなかったときに挫折してしまったり、

新たな目標を持てなかったり、やる気がなくなってしまいます。

 

実は先程の目標のようなものは、「目標」ではなく、「自分が取るべき行動」やその結果の「事象」です。

 

目標は、行動や事象ではなく、「どういう自分になりたいのかという願い、想い」という、

「こういう自分になりたいというその状態」に設定されるべきなのです。

 

はじめは、どういうこと？と難しく思うかもしれませんが、この考え方に転換できれば、あなたの真の「目標」を立てることができるでしょう。

 

 

 

●あなたの夢の到達点はなんですか？

 

婚活に焦点を当てて考えると、「結婚」が夢の到達点だと思うかもしれませんが、それは事象にすぎません。

結婚をして、どのような結婚生活をしたいのか、

どのような夫婦関係、家族関係になりたいのか、

結婚をすることで自分はどうなりたいのか、

そこまで考えることが大切です。

 

「結婚すること」を目標にするのではなく、

「結婚一年後の自分」「結婚10年後の自分」「老後の自分」

そこまで想像して、その時にどういう状態になっていたいかを考えてみてください。

 

たとえば、喧嘩ばかりしている婚約中のカップルで、こんなはずじゃなかったのにと不満を抱えているとします。

そんなカップルに、１年後にどうなっていたいのか具体的な夢を尋ねると、

「お互い理解し合って、仲良く支え合いながら生活している。」

というような答えが返ってくることでしょう。

 

人はどうしても今現在とっている行動や、今起きている事象に目を向けてしまうので、

「喧嘩ばかりしている」という事象に縛られてしまいます。

 

しかし、その事象に縛られることなく、「お互いを理解し合っている」という「願っている状態」という夢の到達点に目を向けることができるなら、喧嘩することも悪いことばかりじゃないと思えるのではないでしょうか。

喧嘩することで、お互いの不満がわかり、改善していくことができるからです。

理解し合うためには喧嘩も必要なことなのです。

しかしそうは思えず、目先の出来事だけに縛られてしまうと、これからどうなっていきたいのかを考えることができなくってしまいます。

 

あなたの夢の到達点、あなたがこうなりたいと願っている状態を基準にし、それを「目標」にすることで、

「目標」を達成するために今何をするべきかという行動や事象を考えることができるのです。

 

 

少々難しいお話でしたが、伝わったでしょうか？

目標を整理するために、思いつくままに紙に書き出してみるのもいいですよ。

文字にして見ることで、これはなりたい自分の「状態」なのか、「行動」や「事象」なのかを

整理しやすくなります。

 

明確な目標の立て方、次回に続きます！

 

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