あなたの人生はあなたを映し出す鏡~自分のしたことが返ってくる～ | 名古屋の結婚相談所プリヴェールがおくる婚活コラム

名古屋の結婚相談所プリヴェールです。

 

今回は『鏡の法則』にのっとって、婚活はもちろん、生き方のヒントになることをお伝えします。

 

 

『鏡の法則』とは、自分の人生は自分の心の中や自分の言動を映し出す鏡、

ということです。

 

簡単に言いますと、

 

あなたが誰かにした行為は、

全て後からそっくりそのままあなたに返ってくる。

 

ということです。

 

自分の人生において起こる良いことも悪いことも問題点も、全て自分自身の中にある。

 

という考え方です。

 

つまり、自分の内面で起こったことは、

遅かれ早かれ、あなたの元で現実となります。

 

具体的にはどのようなことでそれがわかるのか。

婚活中を例に考えてみましょう。

 

婚活中、鏡の法則を理解していると、

自分の心の中や言動を見直すのにとても役立ちます。

 

例えば、自分の婚活が順調で嬉しく幸せな気持ちでいる時は、

結婚して幸せそうな友達を見ても幸せを感じます。

 

しかし、自分の婚活が思うようにいかずイライラしている状態のときは、

結婚して幸せそうな友達にもイライラしてしまう、

ということがあると思います。

これは、結婚した友達に問題があるのではなく、

あなたの中に問題がある、

ということをおわかりいただけると思います。

 

 

では、鏡の法則を知ったうえで、どう利用していけばいいのか。

 

あなたの人生に関わる人や起こる出来事は、自分を映し出している鏡です。

 

あなたが婚活で出会う人も同じです。

 

何回かお見合いをしているのに、

「全然いい人と出会えない」

「なんで自分はこんなに運が悪いのだろうか？」

と思ったことはありませんか？

 

鏡の中の自分を直したければ自分を変える必要があるように、

相手を直したかったら、自分自身を見つめ直すという事で問題を改善させることができます。

 

つまり、

 

「いいお見合い相手と出会えない」というのは、

相手の問題ではなく、いい方と出会えない「あなた自身に」問題があるのです。

 

自分自身の問題を見つめ直し改善させるのに必要なポイントをまとめます。

 

 

①自分を好きになる

人は、他者と関わるときに自分を投影して見るといわれています。

他者のマイナスな面で気になるとことろ、

イヤなところは自分自身のコンプレックスの可能性があり、

他者の好きな面、良く見えるところは、

自分には足りていないところです。

 

つまり、たくさんのコンプレックスを抱えている人ほど、

相手のイヤなところに目がいってしまうのです。

 

それを改善するには、まず自分自身を好きになることです。

自分を好きになれない人は、誰かを好きになれません。

自分を受け入れることのできない人は、誰かを受け入れることはできません。

自分ではコンプレックスだと思ているところもひっくるめて、

自分を受け入れることから始めましょう。

 

 

②自分も相手と同じ事をしているということに気づく

いつもそっけない態度をとられる。

笑顔が少ない。

信頼してもらえない。

嫌われている気がする…。

 

そういったことを相手から感じるときは、

実は同じことをあなたも誰かにしているかもしれません。

その場でその相手にしているだけではなく、

違う場面で違う人にそのような態度をとっているということです。

 

お見合などで、

「なんでこんなつまらない人としか出会えないのだろう？」

とか、

「態度の悪い人だな」

と思ったときは、そんな相手を責めるのではなく、

自分の行いを振り返ってみましょう。

あなたも誰かに同じことをしていたり、

同じように思われているかもしれません。

 

あなたが相手に受け入れてもらえない時は、

あなたも誰かを受け入れてないか、

自分自身を受けいれていないのかもしれません。

あなたの行いは、あなたに返ってくるのです。

 

 

③問題をポジティブに捉えて、相手の「いいところ探し」をする

突然ですが、『愛少女ポリアンナ物語』というアニメをご存知ですか？

原作は1913年にエレナ・ホグマン・ポーターが書いたベストセラー小説『少女パレアナ』です。

主人公の少女ポリアンナは、母を知らず、父も突然亡くなり孤児になります。

母方の叔母の家に引き取られますが、その叔母は厳しい人でした。

そんな辛い状況の中でも、ポリアンナは毎日「よかったさがし」をします。

どんなに大変な状況の中でも、

ポリアンナは独特の感性と視点で「よかったさがし」をして、

日々を前向きに明るく生きていくのです。

 

例えば、

 

・父が亡くなったことで、自分の周りには他にも親切にしてくれる人がいることに気づけたからよかった！

・病気になった夫人に対し、病から気をそらすのではなく、夫人のことを気遣い共に病気と闘っている娘の存在に気づかせ、病気になったことで母娘の関係がよくなってよかった！と思う。またそのことで夫人の生きる力を引き出す。

 

このように、ポリアンナの「よかったさがし」は、

アドラー心理学でよく言われる「勇気づけ」に近く、

相手の生きようとする力を引き出しています。

 

「少女ポリアンナ」のお話しから何がわかるのかと言いますと、

 

良いことだけ起きる人生を送る人はいません。

同じように、嫌な人・苦手な人に出会わないという人生もありません。

幸せを感じている人にも、不幸せだと思っている人にも、

平等に良い事と悪い事が起きます。

しかし、この「よかったさがし」は、

全ての物事は見方によって、良いことにも悪いことにもなるということを教えてくれています。

 

せっかくなら、物事を良く捉えるようになりたいですよね。

そのため、「よかったこと」や「相手のいところ」などを見つけるということが大事なのです。

 

お見合い相手が苦手なタイプの人だったとしたら、

 

・偉そうでふてぶてしい態度だけど、自分に自信のある有能な人なんだろうな。

・自分の年収や就業時間などに条件の多い人は、家計を任せられる生活力のある人だろうな。

・口数が少ない人は、控えめで相手を立ててくれるような優しい人だろうな。

 

このように、一見マイナスに見えるところも、捉え方を変えれば長所になります。

 

いつも幸せそうに見える人は、偶然良いことばかりが続いているわけではなく、

どんなことが起きてもその中から良いことを見つけることができたり、

これは自分の糧になることだと捉えられる人なのです。

 

 

人の心は自分の心の鏡です。

 

優しくされたかったら、人に優しくする。

大切にしてもらいたかったら、人を大切にする。

自分を受け入れてもらいたかったら、自分も人を受け入れる。

自分を好きになってくれる人に巡り合いたかったら、自分から誰かを好きになる。

 

婚活中だけでなく、これからの人生の中でも生かしていただけましたら幸いです。

 

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