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アドラー心理学⑥『嫌われる勇気』を婚活に生かす~共同体感覚・他者信頼~

2020.12.27 |  

カテゴリー:

  • 男性
  • 女性

名古屋の結婚相談所プリヴェールの大津です

 

前回、共同体感覚を説明するうえで重要なキーワード、

「自己受容」・「他者信頼」・「他者貢献」の中から、

「自己受容」についてお伝えしました。

 

今回は「他者信頼」についてです。

 

『嫌われる勇気』(著:岸見一郎、古賀史健)より一部抜粋します。

 

_______________________________

 

共同体感覚とは・・・

幸福なる対人関係のあり方を考える、もっとも重要な指標です。

 

つまり「社会への関心」です。社会とは「わたしとあなた」の二人の人間から始まります。

 

共同体感覚を身に着けるには、

「自己受容」・「他者信頼」・「他者貢献」

この3つのキーワードが重要になり、この3つがワンセットで働きます。

 

アドラーは他者信頼を説くにあたり、“信用”と“信頼”の違いを説明しています。

 

信用とは…条件付きです。

例えば銀行でお金を借りる時、担保が必要になる。

銀行はその担保の価値に対してお金を貸す。

この場合、お金を貸す相手を信頼しているのではなく、

返済可能というその条件を信用していることになります。

 

信頼とは…条件を付けないことです。

例えばお金を貸す時、相手に返済可能な能力があるのか、担保がどれだけあるのかなどを考えず、

無条件にお金を貸す。

それが信頼です。

 

つまり、他者信頼とは

相手に何かを期待したり見返りを求めたりせず、無条件でその人そのものを信頼するということです。

 

しかし、そんなんことを言っても、自分が信頼していた相手に裏切られたらどうするのだ…と、普通考えますよね。

アドラーは、裏切られても、それでもなお信じ続ける態度を信頼と呼んでいます。

 

そして、ここでも課題の分離がでてきます。

 

この場合、裏切るか裏切らないかを決めるのはあなたではありません。それは相手の課題です。

課題の分離では、他者の課題に介入する必要はないとありましたね。

 

あなたの課題は、“私はどうするか”だけを考えればいいのです。

“あなたが裏切らないのなら、私も信じましょう。”

という考え方では条件付きの信用であって、

相手をまるごと信頼していることにはなりません。

 

…みなさん、この説明で、「よし私も相手を丸ごと信じよう!」と思えますか?

 

正直、私は思えませんでした。

そんなこと、全然現実的ではないと思いました。

裏切られたときに傷つくことやリスクの大きさを考えてしまうからです。

しかし、本書に深く納得させられる答えがありました。

 

◎「信頼することを怖れていたら、結局は誰とも深い関係を築くことができないのです。」

◎「浅い関係であれば、破綻したときの痛みは小さい。しかしその関係から生まれる日々の喜びもまた小さいはずです。」

◎「“他者信頼”によってもっと深い関係に踏み込む勇気を持ちえてこそ、対人関係の喜びは増し、人生の喜びも増えていくのです。」

 

なるほど、確かにそうだ…と思いました。

 

と同時に、「それでもやっぱり裏切られたらどうしよう…裏切られたら辛いな。」

という思いも捨てきれません。

 

裏切られたときの恐怖を乗り越える勇気はどこから出てくるのか。

 

アドラーはその答えを「自己受容」だと説いています。

 

自己受容、前回のテーマでしたね。

 

ありのままの自分を受け入れ、

「自分にできること」と「自分にはできないこと」を見極めることができれば、

裏切りは他者の課題であることも理解でき、

他者信頼に踏み込むことも難しくなくなる、と。

 

でもこれだけでは、「裏切られたときの自分の感情はどうすればいいいの?」と思いますよね。

 

相手を信頼することはできたとしても、

もし裏切られてしまったときは自分はどんな感情で立ち向かえばいいのだ、と。

 

本書ではこう述べられています。

 

◎「悲しいときには思いっきり悲しめばいいのです。

痛みや悲しみを避けようとするからこそ、身動きが取れず、誰とも深い関係が築けなくなるのですから。」

 

これは衝撃的な一文でした。

 

アドラー心理学は、これからの自分の生き方を見つめなおすのにとても参考になると思っていましたが、

どこか感情がついていかない面がありました。

 

課題の分離も、自己受容も、頭では理解できるし納得もできるけれど、ひっかかるものがあったのです。

 

でも、この「痛みや悲しみを避けようとしていては身動きが取れない」

そして「悲しいときには思いっきり悲しめばいい」という言葉が出てきたところで、

アドラー心理学がすんなりと私の中に落ちたのを感じました。

 

私達には信じる力がある。

疑うこともできる。

どちらを選択するかは、自分次第なのです。

 

他者信頼、みなさんはどう感じましたか?

 

次回は、他者貢献です!

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アドラー心理学⑤『嫌われる勇気』を婚活に生かす~共同体感覚・自己受容~

 

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