与えることの幸せ
2019.08.28 |
カテゴリー:
- 男性
- 女性
名古屋の結婚相談所『プリヴェール』です。
昨日(2019年8月27日)の中日新聞夕刊に、興味深い記事がありました。
「一心不安~現代日本人の個と孤~」という見出しで、
名古屋大学大学院准教授 川合伸幸さんが書かれたものです。
それは、人はお金を自分のために使うよりも人のために使うほうが幸福感が高い、という内容です。
私たちは、経済的に豊かな人、お金持ちの人の方が心豊かに幸せな生活を送ることできる、と思いますよね。
しかし、お金を沢山持っていることよりも、「お金をどう使うか」ということの方が、
幸福感に大きく関係するということです。
サイエンス誌に発表された研究では、大学生を多数集め、半数に5ドルを、残り半数に20ドルを与えました。
その日の内にお金を使うように指示されました。
ただし、それぞれのグループの半分はお金を自分のために使うように指示され、
残り半分のグループは他人のために使うように指示されました。
そしてそのレポートの結果、与えられた金額にかかわらず、
自分のためにお金を使った人よりも、
他人のためにお金を使った人の方が一日を通じての幸福感が高かったことがわかりました。
この実験の結果がどうなるかを、別の大学生たちが予測したところ、
与えられたお金が多く自分のために使うほど、幸福感が高まると予測していました。
しかし実際には、手にした金額に関わらず、
他人のためにお金を使うほうが幸福感が高まりました。
南アフリカで行われた別の実験では、
参加者の20%は自信の生活が困窮していました。
半数の人は
与えられたお金で自分のための福袋を買い、
残りの半分は病院で入院している子どものための福袋を購入しました。
その結果、病院の子どものための福袋を買った人の方が、幸福感が高まったのです。
また、2歳の子どもにお菓子を与えて、それを自分でもらうか、
実験者が操るパペット人形にあげるかが調べたところ、
子どもはお菓子を自分でもらった時よりも、人形にあげたときの方が喜びました。
これらのことから、人は他者に与えることで幸福感が高まるということわかります。
器の小さい私は、最初の大学生の実験で与えられた金額が20ドル(日本円で約2100円)ではなく、
200ドル(約21000)であれば、自分の為に使ったほうが幸福感高まるのでは?!と考えてしまいましたが、
幸福度と金額の大きさの間には関係がないということが、別の実験からもわかっているそうです。
人の本質は、人に喜んでもらうためにお金を使うことの方が、
自分の喜びとなるということです。
これは男女の関係でも同じことが言えると思います。
男性が女性にお食事をご馳走するのは、
女性が喜んでくれて、それが自分の喜びに繋がるということがあるからでしょう。
食事をご馳走するのも、プレゼントを贈るのも、ただの自己満足だと捉える人もいるでしょう。
また、相手によっては(見返りのありそうな人なら)奢ったりプレゼントしたるするメリットがあるけれど、
相手によっては(見返りのなさそうな人なら)そんなことは無駄だ、と思う人もいるでしょう。
-
- 最新情報発信
- TOPページ |
- 新着情報 |
- 成婚のヒケツ発信 |
- 最新のご入会者様 |
- お客様の声 |
- スタッフの日常facebook |
- 婚活パーティーブログ
-
- システム内容
- 成婚率が高い7つの理由 |
- 結婚後のサポートについて |
- 40歳男性婚活エピソード |
- 35歳女性婚活エピソード |
- コース料金 |
- よくある質問
-
- 会社情報
-
- 名駅本社:
- 〒450-0002 名古屋市中村区名駅4丁目17-14 鈴木ビル1階・2階
JR・名鉄・近鉄・地下鉄【名古屋駅】より徒歩5分 「ユニモール15番出口」徒歩1分
-
- 刈谷支店:
- 〒448-0026 愛知県刈谷市中山町2丁目10-2
JR東海道本線、名鉄三河線【刈谷駅】より徒歩3分 駐車場5台完備(無料)
-
- 岡崎支店:
- 〒444-0840 愛知県岡崎市戸崎町牛転10-125 Mai岡崎光ヶ丘内
- 平日12:00~21:00 土日・祝10:00~19:00 火・水 定休日
Copyright (C) プリヴェール Allrights reserved.(X)