男性不妊！男性も必要なブライダルチェック！ | 名古屋の結婚相談所プリヴェールがおくる婚活コラム

名古屋の結婚相談所『プリヴェール』の大津です。

◆不妊の原因の半分は男性側にあるという事実

まず、ブライダルチェックとは、将来子どもが欲しいと望んでいる人が、

自分が子どもを持てる体なのかどうか、性感染症にかかっていないかどうかなどを検査することです。

結婚すること、子どもを持つことを考えている人は、

将来の自分の為に、将来のパートナーの為に、ブライダルチェックはとても大切なことです。

不妊やブライダルチェックと聞くと、女性に関りがあることと思われがちですが、

「男性不妊」という言葉をご存知でしょうか。

不妊治療は女性が行うものと思っている方も少なくないかもしれませんが、

男性の方に原因があり、女性が妊娠しない、もしくは妊娠しにくい

ということもあります。

WHO（世界保健機関）の調査によると、不妊の原因は、

●「女性のみ」…41％

●「男性のみ」…24％

●「男女とも」…24％

という結果が出ています。

つまり、実は不妊の原因の半分は男性側にあると言えるのです。

ちなみに、「不妊」というのは、

「健康な夫婦が避妊をしないで夫婦生活を送っているにもかかわらず、1年間妊娠しない状態のこと」

を指しています。

女性の年齢が上がれば、妊娠しにくくなることはありますが、

不妊の原因は男性にもある、ということを、男女ともにしっかりと理解しておかなければなりません。

最近では、カップルの6組に1組が不妊で悩んでいるとも言われもています。

その原因の半分が男性側にあるという事実を、子どもが欲しいと思っている人は受け止めましょう。

◆男性不妊・性感染症ついて

男性不妊の原因にはどのようなものがあるのでしょうか。

まず、精子をつくる機能に問題がある状態を「造精機能障害」と言います。

その中で原因がわからないものは「特発性造精機能障害」と呼ばれてます。

この「造精機能障害」と「特発性造精機能障害」は、半々くらいの割合とされています。

「造精機能障害」では、精子をつくる機能が低下しています。

その中で、

●精子が見つからない「無精子症」

●通常よりも精子が少ない「乏精子症」

●精子の動きがよくない「精子無力症」

など、いくつかのタイプに分類されます。

もし、自分が精子をつくる機能に何らかの問題があるということが早くわかれば、

早くから治療を開始し、子どもを持てる可能性が高くなるかもしれません。

精子力の問題だけでなく、性感染症の検査もすることで、大切な女性の体を守ることができます。

もし、将来、妻になった愛する女性が、自分の性感染症（クラミジアなど）が原因で、

女性の卵管に炎症を起こしてしまい、それが不妊の原因になったりしたら…、

もしそれが原因で、生まれてくる胎児に影響を及ぼしたりしてしまたら…、

悔やんでも悔やみきれないでしょう。

男女ともに、自分が性感染症に感染していることに気づかないまま過ごしている方も多いです。

そのため、パートナーへの思いやりとして、妊娠・出産への前準備として、

男女ともにブライダルチェックを受けて、自分の健康を確認することはとても大切なことなのです。

もし治療が必要となり、治療を望むのであれば、早いにこしたことはありません。

年齢は進む一方で待ってはくれませんので、パートナーとの限りある時間を大切にする為にも、

早い段階でご自身の状態を確認することをお勧めします。

ブライダルチェック、男性も女性も、

婚活する人の常識になることを願っています。

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