“精子力”クライシス!
2018.08.02 |
カテゴリー:
- 男性
- 女性
名古屋の結婚相談所『プリヴェール』です。
婚活という結婚するために意識的に活動するのと同様に、
妊娠するために医療機関で検査をしてもらったり、体質改善をしたりと妊娠するために活動することを「妊活」といいます。
女性は加齢と共に、妊娠の確率が下がることはよく知られています。
その要因のひとつは、卵子の老化です。
女性は生まれた時点で卵巣内にすべての卵子の元が存在していて、
卵細胞は本人と一緒に年齢を重ねていきます。
つまり、女性は生まれた後に新しい卵子が作られることはないのです。
一方、男性の精子は、何歳になっても生涯を通して新しく作られ続けます。
その為、男性は何歳になっても子どもをつくることができると思われがちですが、それは大きな間違いです。
日本産婦人科学会によると、不妊の原因で男性側に問題があるのは50%くらいとされています。
不妊の原因は女性にあると思われてきましたが、実は男性にも原因があるのです。
『NHKスペシャル』2018年7月28日(土)放送、「ニッポン “精子力” クライシス」の中で、
男性の精子に危機が迫っていることがわかり、これから子どもが欲しいと考えている男性から大きな反響がありました。
以下、番組HPより抜粋させて頂きます。↓
“男性の精子に危機が迫っている。「受精して、妊娠を成功させる力」(精子力)が衰えているというのだ。
去年発表された調査結果では、欧米人の精子の数が40年で半減。
別の調査では、日本人の精子の数は欧州4カ国と比較して最低レベルだった。
数の問題だけではない。
「動きが悪く、卵子までたどり着けない」
「DNAが傷ついており、自然妊娠しにくい」
などと指摘されるケースも多いという。
しかも、こうした“精子力”の衰えは、不妊のリスクだけでなく、
様々な病気のリスクを暗示しているという指摘もある。
何が原因なのか?
これまでも化学部質の影響などが指摘されてきたが、
身近な生活習慣も“精子力”に大きな影響をもたらすことが分かってきた。
一方で“精子力”は、個人の努力で改善できる場合も多いという。”
(https://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20180728 より)
では、番組の中で男性の精子の危機的現状と解決策を獨協医科大学の医師、岡田弘先生が提案されていましたので、
お伝えします!
◆30代日本人男性の「精子力」検査!
『NHKスペシャル取材班』は、30代の健康な男性を集め精子力を独自に調査しました。
その結果、
・精子の数が少ない人
・数は多いのにほとんど動いていない人
・精子のDNAが破損している人
がいました。
精子の数が少ないと、卵子にたどり着く精子が少ないので妊娠しにくくまります。
精子の数が多くても、運動量が少ないと、卵子の元までたどり着くことができません。
また、精子のDNAが破損していると、受精したとしても正常な胚にならない可能性が高いと言われています。
今回の緊急調査で精子力に異常のあったのは28人中9人、9人の中には20代も含まれていました。
◆男性の「精子力」は加齢と共に弱っていく!
メンズヘルスクリニック東京の辻村晃先生が行った大規模な調査(調査対象722名)では、
・正常…79%
・不妊リスクが高い…21%
という結果になっています。
さらに別のデータでは、
精子力は最も活発な21歳~30歳以降を過ぎると、
31歳から40歳までは横ばいとなり、41歳からは急激に弱まってしまう
といいます…。
現代人の精子数が減っている状況に加え、さらに初婚年齢の高齢化により、
男性の精子の数も、女性の卵子もお互いピークが過ぎてから結婚するため、悪い条件が重なっている、とのことです。
◆日本人の精子力弱体化の原因!
精子力が弱い人の血液を採取して検査すると、からだに「活性酸素」が溜まっています。
活性酸素は呼吸によって生まれ、溜まりすぎると毒になり、精巣で精子のDNAを破壊したり死滅させてしまいます。
活性酸素は、生活環境、仕事環境、生活習慣など様々な環境の影響によって溜まってくると岡田弘先生が説明されていました。
以下のような生活習慣が活性酸素を溜め込み、精子に悪影響を及ぼすそうです。
①ずっと座り続ける(こたつと座椅子、座布団などの床生活)
精巣の温度上昇によるダメージ、血流悪化による活性酸素の増加
②運動不足
③食生活が茶色一色
動物性の脂肪酸は精子力弱くするため、動物性の飽和脂肪酸を含む油ものの摂取が多いと精子が弱まる。
④睡眠不足(睡眠の質が悪い)
睡眠不足になるとテストステロンが低くなり、精子が上手く作られなくなる。
◆精子力を改善する生活習慣!
精子は74日のサイクルで全て生まれ変わります。
今から生活習慣を改善すれば、約2か月半後には精子のパワーが復活しているかもしれません!
男性の不妊の6~7割は、改善の見込みがあるどうですので、希望を持って頑張れますね!
①床生活から、椅子生活に!
生活スタイルを見直し、こたつ生活や、座椅子生活から椅子とテーブルの生活に変えましょう。
床生活だと、つい立ち上がるのが面倒になり座りっぱなしになってしまいます。
また、手の届く範囲に全て置いておくのもやめましょう。
必要なものを立ち上がって歩いて取りに行くということを心がけ、立ちやすい環境を作りましょう。
②運動をする
激しい運動はかえって精子を傷つけてしまうかもしれないため、軽い運動で良いそうです。
一駅分歩くなど、1日30分のウオーキングなどをしましょう。
③酸化を抑える食生活!
動物性の脂肪酸ばかり摂っていると精子力が弱まります。
そこで、酸化を抑えるため、魚に含まれる油「オメガ3」、野菜などの「ビタミンC」などを意識的に摂るようにしましょう。
④快適な睡眠環境
睡眠時間が7時間の人と、それ以下の人とで比較すると、7時間睡眠をとっている人の精子の方が質が良いそうです。
時間だけでなく、睡眠の質、疲れがとれているかどうかも重要です。
夜勤で昼間に寝る人は遮光カーテンで光を遮り眠りやすくしたり、
寝る30分前にはスマホを見るのをやめてベッドに入るなど、睡眠の質を改善しましょう。
番組の中で詳しく解説されていたのは上記の4点ですが、「精子力アップの7か条」も紹介されていました。
・軽めの運動
・禁欲しない
・亜鉛の摂取
・体重管理
・質の高い睡眠(7時間程度)
・長風呂・サウナを避ける
・ぴっちりした下着を履かない
◆精子の数が少ないと健康状態も悪くなる!
南デンマーク大学のジャンセン教授は、精子は身体全体のバロメーターにもなっているといいます。
数が極端に少なくなるなどの変化が起きた時、
「糖尿病」や「心臓疾患」などの病気の前触れと捉えることができるそうです。
また、日本の順天堂大学の堀江重郎教授は、
精子を遠心分離機にかけ「精しょう」を取り出して観察を始めたところ、
精しょうは、血液よりも敏感に身体の異常をキャッチする力があることがわかったと言います。
「動脈硬化」「認知症」「前立腺がん」「心筋梗塞」「骨粗しょう症」などを発見することが可能だそうです。
生活改善の対策のほとんどは、精子力だけではなく健康な体を作るために不可欠な要素です。
精子のパワーが復活すると共に、体も健康になる一石二鳥の生活改善、心当たりのある方は是非実践してみましょう!
妊娠を望んでいる女性は、妊娠する一ヶ月前くらいから葉酸を摂取することが望ましいという、葉酸サプリメントのCMがあります。
男性の精子は約2ヶ月半で新しく生まれ変わるで、子作りを考えている男性は今の内から生活習慣を見直し、
精子力をアップさせられるといいですね。
不妊は男女に共通した問題です。
これから子どもが欲しいと思っている全ての男性、女性に、ご自分の体と向き合っていただけたらと思います。
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