結婚相談所『プリヴェール』です。
人生にとって一大イベントの「結婚」。
付き合っている頃は、お互いに愛し合っていて、大切に思っていて、そして結婚を決めたのに、
結婚後はお互いに「結婚してから変わっちゃったな…」と思うこともあるでしょう。
不満が積み重なると、気付けば修復が難しい状況になってしまうこともあります。
なぜ、愛し合う二人がそうなってしまうのか…
今回は、女性が感じる男性の結婚してからの変化についてお伝えします。
「男性の結婚後の変化あるある」を知っておくことで、
もしその状況になった時にどう対応していけばいいか心構えしておくことができるでしょう!
男性の方には女性の気持ちを知って頂き、思いやりある関係を築いて頂ければと思います。
◆結婚して冷たくなった夫
・「交際中は私の話をよく聞いてくれてたのに、結婚してからスマホばっかり触ってたり、寝てばかりで全然話を聞いてくれなくなった。」
・「交際中は記念日を大事にしていてくれたのに、今は覚えてもいない。」
・「結婚してからはどんどん私に無関心になっていく。髪形の変化も新しい服を買っても全然気づかない。」
こういった、「結婚してから夫が冷たくなった」という言葉がよく聞かれます。
女性は感情を共有してもらいたい性質があるので、
自分の話を聞いてくれて、それを共有できたり共感してくれたりすることで満足感を得ます。
女性にとって、会話は大切なコミュニケーションツールなのです。
夫が仕事から帰宅して、やっと自分の話を聞いてもらえる時間ができたのに、
話をしても上の空だったり無関心だったりすると、とても寂しい気持ちになります。
また夫に、「今日はどうだった?」と聞いても、
「別に。」というような返事しかないと、
「私と話したくないのかな?」「私は必要ないのかな?」と思うようになってしまいます。
女性にとって大切なコミュニケーションツールである会話を夫がしてくれないと、
女性の気持はどんどん夫から離れて行ったり、
寂しい満たされない気持ちになっていったりするのです。
しかし、夫からすると決して妻への愛情が冷めたわけではないのです。
男性は基本的に女性のように会話をコミュニケーションツールだとは思っていません。
女性のようにお喋りが好きな性質ではないのです。
仕事では必要があるから喋るだけであり、リラックスできる家では黙々とご飯を食べたり、
黙ってテレビを観たりする方が楽なのです。
妻が毎日、今日あった出来事をマシンガントークしてくると、聞き流すのが癖になってしまうのです。
妻への愛情が冷めたとか嫌いになったというわけではなく、
毎日繰り返されることなのでつい自分が楽な方法を選んでしまっているだけのことなのです。
◆結婚前、男性は無理をしている
結婚前はこうじゃなかったのに!と妻は思うでしょうが、
実は交際中は男性は無理をして頑張っていたことがほとんどです。
彼女に気に入ってもらうために一生懸命話を聞いたり、
彼女に喜んでもらうために記念日にプレゼントをしたり、
たまには豪華な食事に誘ったりしていましたが、
それは「当たり前」にしていたのではなく、「頑張って」していたことなのです。
言い換えれば、「無理をして」彼女の為に頑張っていたのです。
無理をしてまで頑張っていたのは、もちろん彼女が好きだからですよね。
結婚したいと思っているならなおさら喜んでもらうために無理をしてでも頑張るでしょう。
◆釣った魚に餌をやらない夫
「釣った魚に餌をやらない」という言葉がありますよね。
交際中は彼女にプレゼントを送るなど彼女の気を引いているのに、
結婚してからは気を引く必要がなくなる、ということです。
男性は、結婚までは一生懸命になって彼女に餌を与えるのに、
結婚したとたんに何も餌を与えないという、女性の不満を象徴した言葉です。
女性を魚に例え、プレゼントなどをエサに例える失礼な言葉ですね…。
しかし、そういう男性が多いから生まれた言葉なのかもしれませんね。
結婚前は彼女にために何でも一生懸命だった男性が、
結婚後は妻の話も聞かない、プレゼントもしない、関心を示さない…、
これでは、女性が結婚後に「夫は私に冷めたんだ」と思っても仕方のない事です。
◆愛情表現が違う男性と女性
女性と男性では脳の仕組みが違い、そのことが恋愛にも影響しています。
「言葉で伝えてくれないとわからない女性」と、
「言わなくてもわかるだろ!」と思う男性。
一般的によく言われるのは、女性は感情的、男性は物理的に愛情を示すということです。
例えば妻は、おいしいご飯を食べて、「おいしいね」と言い合うという、
日常生活の中にある何気ない出来事を「共感」することで幸せを感じます。
妻にとっては、そうした小さな共感を積み重ねることで夫への愛情が持続されるのです。
またはっきりと「好きだよ」と伝え合い、お互いの気持ちを言葉で共有し合うことも幸せを感じる時です。
それは、「夫は私を好きなんだな」という確認をして安心をするというだけの意味ではなく、
「気持ちを共有する」ということに重きを置いているので、
そういった点が女性は感情的と言われる所以なのです。
男性はこういった女性の「感情的」な性質を理解しておけば、
結婚してからも妻の気持を満たしてあげることは難しいことではありません。
◆結婚してから努力することが増える妻と、何も変わらない夫
結婚してからも共働きの場合、女性は結婚前からやっている仕事に加え、
家事など家庭のこともやらなくてはなりません。
もちろん、家事を妻に任せきりではなく、できるほうがやるという夫婦もありますが、
一般的にはまだまだ家事は妻がやって当然と思っている男性も少なく無いでしょう。
妻は仕事と家事との両立に励み、その内に育児に励み、と、努力することがどんどん増えていくのに対し、
男性は妻がなんでもやってくれて当たり前、というようになってしまいます。
結婚したら、初めが肝心。
まだ役割が決まっていない内に、夫が積極的に家事に参加してくれるように妻が働きかけることで、
その後妻だけの負担が増えることなく、一緒に頑張っていくことができるでしょう。
◆夫よ妻ファーストになろう!
夫が妻の気持ちを理解する努力をして気持を共感していく事で、結婚生活はうまくいきます。
もちろん妻も夫を労り歩み寄ることは大切ですが、女性の愛情表現は言葉でなされることが多いので、
男性は女性の話を聴くことを怠らなければ、夫婦の関係が悪くなることはありません。
日本人は愛情表現が控えめですが、「自分のことを想ってくれている」という実感は安心感にも繋がります。
自分の愛情を妻に伝えることは、良好な夫婦関係を築くために欠かせないことなのです。
男性には、妻と気持ちを共有・共感していくことを意識して頂き、
妻の気持に寄り添って家庭平和を築いていって頂きたいと思います。
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