占いよりも、自分の気持ちと目の前にいる人を信じませんか？ | 名古屋の結婚相談所プリヴェールがおくる婚活コラム

名古屋の結婚相談所『プリヴェール』の大津です。

「幸せな結婚生活を送りたい」「素敵な人と出会いたい」

というのは、多くの婚活者の願いであり、幸せのヒントを得るために占いに行く人もいるでしょう。

朝の情報番組では「今日の占い」が多くの番組で扱われているくらい、占いは人々の関心を集めています。

雑誌でも「今月の占い」が載っていたり、街中には様々な占いの館がありますよね。

占いによって、迷いが無くなったり、希望が持てたりと、人生が明るくなった経験のある人も沢山いらっしゃることでしょう。

それだけ占いは、多くの人たちを支えています。

しかし、幸せのヒントをもたらしてくれるはずの占いも、一歩付き合い方を間違えてしまうと大変危険です。

幸せのヒントどころか、不幸な人生へと転落してしまうかもしれません。

占いは、あくまでも“占い”であり、“絶対”ではありません。

例えば九星気学は同じ生年月日の人は同じ占いが出ますし、

いて座の人の今日のラッキーカラーが黄色で、日本中のいて座の人が黄色によって本当にラッキーなことがあるわけではないですよね(笑)

国や文化によっても違うでしょうし、占いはあくまでも占い。

そこに確かな根拠はありません。

それを前提に、エンターテイメントとして占いを楽しめる人は良いですが、

占いを信じ込んで妄信してしまうと、自分の人生を自分で選択し決断していく力や勘のようなものが無くなっていってしまいます。

危険な占い師に引っかかりマインドコントロールされてしまった…という怖いニュースもありますよね。

不安な時、迷っている時、優しい言葉をかけて安心感を与えてくれる占い師たちは、

精神安定剤のような存在でしょうが、依存してしまうと自分の人生を自分の意志で歩むことができなくなります。

それでも占いを試したい人は、どうやって占いを活用すれば良いのか、私なりの考えをお伝えします。

◆「あなたの運命の人は〇〇〇な人です」という占い結果には要注意！

例えば、

「あなたの運命の人は5～10歳くらい年上で、背が高くてお金持ちの素敵な男性ですよ。」

「あなたの運命の人は5～10歳くらい年下で、美人で家庭的な女性です。」

と言われたとします。

冷静に考えれば、そんな人いる？！と思うはずですが、婚活を真面目に頑張っている人ほど、

自分にアドバイスしてくれる人の話を良くも悪くも鵜呑みにしてしまい、信じてしまうのです。

そして、そこからは占い結果の条件に当てはまる人しか、自分の視界に入らなくなります。

「この人は年齢が離れすぎているから違うな。」

「この人は背が低いから違う。」

「この人はキャリアウーマン思考だから違う。」

と、条件だけで相手を見るようになってしまい、自分にふさわし人を見る目が無くなってしまいます。

また、目の前に素敵な人がいるのに、そのご縁を自ら断ってしまいます。

でもそれから暫くして実際に結婚したのは、背が低くて収入は平均で優しくて頼りがいのある男性だったり、

美人ではないけど愛想が良くて穏やかで仕事をバリバリ頑張っている女性かもしれません。

もしあの時、占いに囚われていなかったら、もっと早く相手の良さに気付いて結婚していたかも…

しれませんね。

「運命の人のタイプ」が危険なのと同様に、

「運命の人といつ頃出会うか」「運命の人とどこで出会うか」といった限定的な内容には気をつけましょう。

そこに当てはまる人しか、自分にふさわしい人として見られなくなるからです。

対象者や行動範囲を狭めてしまうような占いの結果は、

相手を見る目が無くなったり、自分の行動に制限をかけてしまうことになりますので、

自ら出会いのチャンスを絶ってしまっているということです。

◆「運命の人」に関する占いは、都合の良いことだけ信じよう

信じてみても良い占いのパターンは、

「運命の人とはもう出会っていますよ。」「運命の人ともうすぐ出会えますよ。」

といった、前向きな内容で、良い意味で自分を勘違いさせてくれるような内容です。

例えば、「すでに運命の人と出会っているはずですよ。」と言われた途端、

昨日お見合いした人への返事を迷っていたけれど、

「もしかしてこの人が運命の人？もうちょっとよく知りたいな。」と気になるようになり、

そういう前向きな気持ちでまたお話をしてみたら「確かに、ちょっといいかも。」と思うようになり、

「この人が運命の人だったんだ！」と発展するかもしれません。

同じように、「運命の人ともうすぐ出会えますよ。」と言われたら、

次のお見合いで出会った人と初めから好意的な気持ちで会い、良い雰囲気のお見合いになるかもしれません。

これらのことも妄信することは良くありませんが、自分の背中を押してくれる言葉、

前向きな気持ちになれる言葉として大事にしてみるのは、占いの良い活用の仕方なのではないでしょうか。

◆占いは参考までに！大事なのは自分の気持です！

占いは、当たるも八卦、当たらぬも八卦。

占い師によっては、心理学を勉強していてカウンセリングが上手な人もいます。

占いをしながら相手を見て、相手が言ってほしそうなことを読み取り、アドバイスするのです。

自分の心がスッキリしたり、話半分で聞ける人は良いですが、占いに全てを委ねてしまうような気持ちが弱い人、

流されやすい人、依存心の強い人は、占いはしないことをお勧めします。

自分に芯を持てず、占いに振り回される人生は嫌ですよね。

占いにお金を使いこむよりも、エステやジムに行ったり、新しい洋服を買って出会いの場に行ったりと、

もっと有意義なお金の使い方をする方が良いでしょう。

占いはエンターテイメント、ほどほどに楽しむ程度にしてくださいね。

気をつけて！ブラッドメントハラスメント！

あなたが結婚するのは「条件」ではなく「人」です。

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