しめ縄や門松、破魔矢などのお正月飾りは、「松の内」が過ぎてから片付けます。
松の内の期間も地域によって異なりますが、一般的には1月7日まで、一部の地域では1月15日までです。
1月7日にお正月飾りを外し、15日のどんど焼きまでは大切に保管しておきます。
(15日が平日の場合は多くの人が来られるようにその前後の休日に行われることもあります。)
2018.01.11 |
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名古屋の結婚相談所『プリヴェール』です。
1月11日、今日は鏡開きですね。
地域や宗派によって、それぞれの風習がありますが、日本人として一般的に大事にされている文化を継承していきたいですね。
今回は、お正月にお飾りした鏡餅や正月飾りの片付け方についてお伝えします。
◆鏡開き
鏡開きは地域によって異なりますが、一般的には1月11日とされています。
一部の地域では、1月20日のところもあります。
鏡開きの「開く」という言葉には、「新しい年を開く」という縁起の良い意味があります。
また鏡開きは、年末に年神様をお迎えするために備えた鏡餅を、お雑煮やおぜんざい、お汁粉などにして家族で頂く行事です。
鏡餅には年神様が宿るとされているので、年神様のお力や御利益を頂くという意味、無病息災を願う意味があります。
鏡餅を頂く際は、手で割ったり小槌で砕いたりします。
年神様の宿った鏡餅を刃物で切るのは縁起が悪いとされているからです。
◆しめ縄・門松・破魔矢などの片付け方
しめ縄や門松、破魔矢などのお正月飾りは、「松の内」が過ぎてから片付けます。
松の内の期間も地域によって異なりますが、一般的には1月7日まで、一部の地域では1月15日までです。
1月7日にお正月飾りを外し、15日のどんど焼きまでは大切に保管しておきます。
(15日が平日の場合は多くの人が来られるようにその前後の休日に行われることもあります。)
どんど焼きとは、神社で行われるお焚き上げのことです。
どんど焼きでは、門松やしめ縄、破魔矢を燃やし、 天に上がるお焚き上げと共に、
「降りてきた年神様を天に送り返す」という意味があります。
神社のどんど焼きに持っていくことが一番ですが、どうしてもその日に行けないとうこともありますよね。
その際は自分で処分しますが、ただゴミ箱に捨てるというのは避けましょう。
地域のごみ捨て方法に従て処分することは問題ありませんが、
年神様をお迎えするために飾ったものですから、最後まで心を込めて扱いたいですよね。
できれば、「お飾りを塩でお清めし、大きなものは細かくし、丁寧に紙で包み、そしてゴミに出す」という方法が良いようです。
お正月飾りを処分せずに来年も同じものを使っていいのかな?という疑問を持った方もいるでしょう。
最近では、デザイン性が高く繰り返し使うように作られている飾りも出てきました。
環境問題もありますし、再利用する家庭もふえているようです。
しかし本来の意味として、「各家庭に降りてきた年神様をお迎えし、また天に送り返す」という意味がありますので、
神社で処分することが一番縁起が良いでしょう。
しかしそういった思いや風習にはそれぞれの価値観がありますので、各自のご判断でも良いかと思います。
以上、鏡開きやお正月飾りの片付け方についてでした。
日本独自の文化・伝統ですから、年末年始のお正月休みに浮かれるだけでなく、
一つ一つの意味を理解しながら心を込めて受け継いでいきたいですね。
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