家庭の味が出る、お雑煮！～愛知県のお雑煮とは？～ | 名古屋の結婚相談所プリヴェールがおくる婚活コラム

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お正月に食べるものと言えば、お雑煮とお節ですよね。

お雑煮は各家庭に伝わる味があり、特に地域性が色濃くでます。

他県から愛知県に嫁いできたお嫁さんは、お姑さんの作るお雑煮にびっくりしたり、またその逆もあると思います。

最近は「ナゴヤめし」という言葉が広まり、赤味噌や濃い味で知られていますが、愛知県のお雑煮はどういったものなのでしょうか。

◆意外！日本一シンプルな愛知県のお雑煮！

味噌煮込みうどん、味噌カツ、あんかけスパゲティ、台湾ラーメンなど、濃い味やパンチの効いた味が好きな名古屋人のナゴヤめし。

もしかしたら、他県の方からは「愛知県のお雑煮は赤だしでしょ？」と思われているかもしれませんが、

意外や意外、とてもシンプルなお雑煮なんですよね。

・すまし汁（赤味噌は使わない！）

・焼かない角餅が一つ

・青菜

・削り節

材料が少なく、特別にレシピも必要がないくらいシンプルなお雑煮なのです。

透き通ったすまし汁と柔らかいお餅、シャキシャキした青菜は、飽きのこない優しい味ですよね。

◆各地のお雑煮

～北海道・東北～

北海道や東北地方は、だし汁に具だくさんなお雑煮です。

県によって特色はありますが、鶏肉・にんじん・ごぼう・大根・しいたけ・なるとやかまぼこ、

などお餅以外にも沢山の具が入ります。

～関東～

だし汁に、鶏肉・ほうれん草か小松菜・なるとかカマボコ・三つ葉・ゆずの皮。

～関西～

白味噌に、丸もち・里芋 ・大根 ・ニンジン ・ほうれん草 ・かつおぶし・ゆずの皮。

先日テレビで見たのですが、天皇陛下は白味噌の関西のお雑煮を召し上がるそうです。

都が京都にあった頃から現在まで、変わらないレシピで作られているそうですよ。

◆どうして愛知県のお雑煮はシンプルなの？？

明確な理由はわからず諸説あるようですが、愛知の郷土食に詳しい名古屋学芸大名誉教授の三浦正人さんによると、

「江戸時代に尾張藩主の徳川宗春が、豪華な食事を将軍・徳川吉宗から叱られたのがきっかけ」という「吉宗説」があるそうです。

また、家康から続く質素倹約の気風が受け継がれているという「家康説」もあるそうです。

確かに、名古屋人はケチだ…と言われていますよね。

普段は質素倹約で慎ましい生活をすることに喜びを感じ、ここぞという時にはド派手にドカ～ンとお金を使うのが特徴的。

今はだいぶそういう風習もなくなってきたように思いますが、結婚式・嫁入り道具・建前などが派手なのが尾張名古屋ですよね。

女性の方は特に、まずは自分の家の代々受け継がれてきた味を作れるようになりたいですね。

お正月に彼に作ってあげたり、彼のお家に行く際はあなたのお家の味のお雑煮を彼のご家族にふるまえると、会話が弾むことでしょう(*^^*)

そして、彼のおうちの味も覚えられるといいですね。

こちらのコラム、「お盆に帰省するときのマナー」ですが、お正月に帰省するときにも役立つかと思いますので、是非ご参考になさってください(*^^*)

お盆に帰省するときのマナー