去り際の美学 | 名古屋の結婚相談所プリヴェールがおくる婚活コラム

名古屋の結婚相談所『プリヴェール』の大津です。

「立つ鳥跡を濁さず」ということわざがありますよね。

立ち去る者は、見苦しくないようきれいに始末をしていくべきという戒めや、

引き際は美しくあるべきだという意味です。

実はこのことわざは、婚活においても大切にしたいことわざです。

例えば、お見合い。

お見合い中に、どうしても「この人は違うな」とか「次ぎ会うことはないだろうな」と感じることはあると思います。

前向きな気持ちでお見合いに臨まれていても、相性がありますし、それは仕方がないことです。

しかし、その気持ちが相手に伝わるような態度は大変失礼ですので、

お互いに婚活を頑張っている一人の大人のマナーとして、

慎重に言葉を選び、失礼のない態度をとってください。

最後の挨拶をする瞬間まで、大人として、礼儀と礼節をもって接してください。

もう会うことはないからと言って、ぶっきらぼうな受け答えをしたり、最後の挨拶もまともにしないというのは、

大人として礼儀に欠け、大変恥ずかしいことですよね。

ご縁が無かったとしても、一人ひとりとの出会いに感謝の気持ちを持てない人、

人の気持ちを考えられない人に、次に良いご縁があるでしょうか。

お見合いだけではありません。

交際をしていて、もし「今日は別れを切り出そう」と決めているデートの日でも、

ぶっきら棒な態度をとったり、相手の気持ちを考えず、ただ不愉快にさせたりするのは間違っています。

関係が続かなかったとはいえ、交際にまで至ったご縁のあるお相手なのですから、

お互いに気持ち良くお別れしたいですよね。

その方が、お互いに次の出会いに向けて、前向きに切り替えられると思います。

「立つ鳥跡を濁さず」。

去り際まで心を込めて接すること。

それができる人には、今後良いご縁が舞い込んでくるように思います。

「終わりよければ全て良し」という言葉もありますし、お互いに後腐れなく心のある去り方は大切なことです。

そういった去り際の美学が理解できる人、実践できる人には、きっと素敵なご縁があることでしょう。

お見合いを成功させるヒケツ！～③最後の挨拶～