「今、この瞬間」を大切に　 | 名古屋の結婚相談所プリヴェールがおくる婚活コラム

名古屋の結婚相談所『プリヴェール』です。

作詞家でエッセイストの吉元由美さんのエッセイで、

『「今、この瞬間」を大切に　』というものがありました。

その中で、「美しい言葉」や「ネガティブな感情との向き合い方」

について書かれていたので、ご紹介します。

吉元さんは、感性や言葉をとても大切にされています。

24歳で作詞家デビューして以来、数々のアーティストの作品を手掛け、

その代表作に平原綾香さんのデビュー『jupiter』があります。

宇宙が目の前に広がるような壮大なスケールの曲に、

素晴らしい歌詞をつけられました。

吉元さんは日頃から「魂が喜ぶように生きる」というテーマを持って、

「清々しく生きる」ということを心掛けられています。

◆感性を大切にし、感動体験を積み重ねる

吉元さんにとって、50歳という年齢を迎えたときは人生の大きな節目だったそうです。

「30歳から50歳までの20年間と、50歳からの20年間は大きく違う。

だから、今までやったことのないことにチャレンジしよう」

と決意されました。

そこで2011年、「望むように輝いていきたい」と願う人のために、

「吉元由美のライフアーティストアカデミー」というサロンを始められました。

●自分が望む生き方をするためには、魂が喜ぶような生き方をすること

言葉とは、伝えたいことがあって初めて出てくるもの。

その人が何を大切に生きてきたかが、

その人から発せられる言葉でわかります。

そのため、感情や感覚、感性を大切にし、感動体験を積み重ねていくことによって、

豊かな人生となり、美しく豊かな言葉が出てくる、ということだそうです。

また、「言葉はギフト。手渡すようにつたえる」という思いを大事にされています。

プレゼントを贈るとき、粗悪なものを贈らないように、

言葉もそれと同じで、心のこもったものを贈る、心を伝える、ということです。

それは、難しいことではなくほんの些細な心遣いです。

例えば、「いいですか？」ではなく「よろしいですか？」と聞くだけで、

丁寧で美しい印象になります。

心遣いとは、ものの言い方、言葉の選び方なのです。

●ネガティブな感情を手放す

人はいつでも心遣いができるかと言われると、現実はなかなかそうはいかないこともあります。

イライラした時は、「私は今～の理由でイライラしている！」ということを把握しましょう。

自分を客観的に見ることで、心が少し楽になるからだそうです。

自分の気持ちを言語化し、ネガティブな感情とも向き合うことが大切なのです。

それでもネガティブな感情が残ってしまう場合は、「手放して」しまいましょう、と言われています。

手放すことは、精神的な作業としてとても大変なことだそうです。

手放したつもりでも、ふとした瞬間にまたその感情が再びやってきてしまうことがあります。

そんな時は、「まだこんな感情を持っていたのね」と、気づくことが第一歩。

そしてそれを「つかんで」「手放す」ということを繰り返すうちに、

その感情が気にならなくなるそうです。

それでもどうしても手放せないという人は、

それはご自身がずっと同じ場所にいるからかもしれません。

客観的に自分を見つめることで、理不尽なことでも視点が変わり、

ネガティブな感情ではなくなるかも。

その瞬間に、「心の次元」が上がり、心が成長する、と言われています。

もし今、とても生きづらさを感じていたり、

毎日が辛いと苦しんでいる方は、

その気持ちをまずはつかむ、つまり受け止めてみましょう。

そして、人生とは「自分が主役の冒険物語」とでも考えてみてください。

どんなストーリーにするかはあなた次第。

今の苦労を武勇伝にするか、悲劇にするかは自分次第なのです。

「昨日のことを考えてもやり直しはきかないし、明日のことは今できない。

だからこそ、ネガティブな感情に捉われないで、“今、この瞬間”を大切に生きていきましょう。

人生はあなたが主人公の物語