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「婚前契約」をする夫婦のスタイル

2019.06.17 |  

カテゴリー:

  • 男性
  • 女性

名古屋の結婚相談所『プリヴェール』の大津です。

 

6月14日、日本テレビ系『スッキリ』に、歌手のSILVAさんが出演され、

「婚前契約」を結んでいることをお話されました。

 

「婚前契約」とは、

これから入籍するカップルの、結婚と結婚生活に関する約束を明文化した契約書面のことです。

具体的には、婚約や結婚生活するうえでの家事育児などの生活のルール、お金の使い方、不倫や浮気があった場合の約束事、

などを盛込み、正式な契約を締結します。

 

口頭での約束では実際に結婚生活が始まってからうやむやになってしまうようなことも、

公正証書として契約書にすることで、約束を守ろうと意識することに繋がり、

約束を破った時の対処方法もそこで決められている通りになります。

 

「契約」と聞くと、

 

“結婚する前からそんな難しい話し合いをするなんて、結婚生活が窮屈なものになりそう。”

“もし約束を守れなかったらと思うと怖い・・・、安らぎのある結婚生活を送れなさそう。”

 

と、マイナスなイメージを持つ日本人はまだま多いようですが、

実は欧米では多くの一般人が、結婚時に財産・お互いの義務や約束などを文書にしています。

 

それは欧米人らしいとても合理的な考え方で、

結婚時からお互いに大事にしたい約束事を契約することで、

お互いの利益や幸福が守られ、安心して結婚生活を送ることができる、

という考え方なのです。

では、SILVAさんは、どのような婚前契約を結ばれたのでしょうか。

 

SILVAさんは4年前に一般男性と結婚(SILVAさんは再婚)し、

その前に6章34条に及ぶ「婚前契約書」を交わしました。

 

例えば、

 

第12条(家事の分担)
1 甲と乙は,互いに思いやりの気持ちをもって,家事の遂行に協力するものとする。
2 買い物,料理,掃除,洗濯等の家事一切につき,甲と乙は平等の割合にて負担するものとする。

 

第20条(夫婦生活)

1甲と乙は、互いにスキンシップをとるように努めるものとする。

 

第23条(借金・ギャンブル等)
1 甲と乙は,借金をする等,家計に影響が生じるおそれや,その他特別な事情が生じた場合は,互いに報告し,相談しあうものとする。
2 甲と乙は,株取引やFXの投資,宝くじ購入,その他ギャンブルは原則として行わないものとする。これらの投資を行う場合には,甲と乙は,互いに事前に協議の上,行うものとする。

 

他にも、

・互いに自身の収入を報告しあう。

・外出の飲酒は最大週2回までに抑える。

・2万円以上の物品購入は事前に相談する。

・お互いの仕事を尊重する。

・子供の保護者会は一緒に出席する。

・離婚する場合、20歳まで子ども一人あたり月額10万円の養育費を支払うことと、

離婚の慰謝料100万円を払うこと。

・財産の分け方。

 

などなど、6章34条に及ぶ約束事が決められています。

 

SILVAさんが婚前契約を結ぼうと思ったきっかけは、過去の離婚歴にあるそうです。

離婚する際に特にもめたのがお金のこと。

次に結婚する時には、「そこは円滑に進められないか」と考えたことや、

海外の友人たちが普通に婚前契約書を交わしていることに影響を受け、作成しようと思ったということです。

 

気になるのは、婚前契約の話を持ち出された時のパートナーの反応です。

まだ日本ではあまり浸透していない婚前契約、パートナーはすぐに受け入れられたのでしょうか。

 

それに対しSILVAさんは、

 

・結婚前の一番盛り上がる恋愛時期に、洗いざらい未来を話し合い価値観をすり合わせておくことで

結婚後に何かあってもすぐにクールダウンできる。

・結婚前にこれだけ二人で話し合っておけばお互いの両親も介入してこない。

・結婚前にこう言ったことを根気よく話し合える相手、関係でなければ、むしろ結婚するのはやめたほうがいい。

 

と、結婚前の盛り上がっている時期に話し合えなければ、夫婦になってギクシャクしたときにはすでに手遅れ・・・

ということをお話されていました。

 

これはお互いに大事にしたいことを話し合って決めていくことなので、

どちらか一方の意見を相手に押し付けるものではない、ということです。

また、

「お互いが生きてきて、今ある現状、これからの生き方を話し合って、受け入れ会えた内容の約束事を書面」

にしている為、

「破格な慰謝料やペナルティ」などは設定されていません。

 

結婚生活を続けていく中で、もしその契約内容に不都合が生じた場合は、

必要なくなった内容は削除したり、必要なことができたら増やしたりと、

書き換えていくこともできるように明文化されています。

 

「毎年一月一日に話し合い、内容に不都合が生じた場合は変更できる」

 

ということも契約書に盛り込まれているそうです。

 

ただし、正式に契約書を書き換えるとなると、2万円程の手数料がかかるということなので、

2万円もかかるならこの約束を守っていけるように二人で努力する意識が持てるようです。

 

「ルールに縛られてしまうのは嫌」

「何かあれば話し合うのが現実的」

「義務感が生じる」

 

などの町の声も上がっているのに対し、SILVAさんは、

 

「むしろ無駄なケンカがなくなる」と力説されました。

 

初めから約束があるので、「言った/言わない や、やった/やってない」など些細なことでもめることがない。

もしどちらかが最近約束を守っていないなと思ったら、契約書を確認してねと言うだけで改善できる。

契約書は冷蔵庫に貼りすぐに目に入るので、契約を守る意識が日常的にある。

お互いの利益を守る約束がなされているので、縛られるどころか喧嘩のない良い関係でいられる。

 

と、メリットしかない!ということでした。

 

また、SILVAさん夫婦にとって、

婚前契約は「結婚生活を長く続けるための物ではない。」と最後にお話しされていました。

「結婚生活を円滑に進めていくため」であり、結婚生活を長く続けるという目的ではないそうです。

 

「すでに離婚届も書いてお互いの印も押してある」とまで言われていました。

 

 

結婚は選択肢の一つの時代。

「結婚=幸せ」ではありません。

どのような夫婦関係を築いていくかで結婚生活の幸福度は変わってきますので、

結婚する前にしっかり話し合いをしておけるというのは、大事なことだと思います。

「婚前契約書」を結ぶかどうかはそれぞれの考え方ですが、

結婚前にしっかり話し合う、ということはこれから結婚される方の参考になるのではないでしょうか。

 

 

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