「結婚すれば幸せになれる」は幻想でしかない?!
2017.09.18 |
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- スタッフブログ
結婚相談所『プリヴェール』です。
2017年9月7日、東洋経済オンラインに大変気になる記事がありました。
そのタイトルは、
『「結婚すれば幸せになれる」は幻想でしかない~得られるものは多いが失うものも少なくない~』(http://toyokeizai.net/articles/-/187164)
以下、抜粋して掲載させていただきます。
“独身の方はよく「結婚すれば、幸せになれる」と思い込みがちですが、決してそんなことはありません。
「結婚」すると、人生は激変します。子どもを育てる、パートナーの親の介護をする、家事をする、なにごとも自分一人では決められなくなる。自分で自由に使える時間が途端に少なくなる、自分で稼いだお金なのに、それをどう使うかを、自分で決めることができなくなる……。
もちろん、結婚で得ることができるものもたくさんあります。しかし、失うものも、それに負けないくらい多いのです。
そう考えると、必ずしも無理して結婚する必要はありません。むしろ「結婚しない人生」を選択することは、「人生最大のリスクを回避する」ことにつながるとさえ、言えるのです。
「自分が本当に結婚したい」と思っていなかったり、「結婚したいか、どうか、よくわからない」状態のときに、周りの目ばかり気にして、焦って結婚する必要など、まったくないのです。”
(http://toyokeizai.net/articles/-/187164?page=2 より一部抜粋)
これを読まれて、みなさんはどう思われるでしょうか。
最後の一文にあるように、「自分が本当に結婚したい」と思われていない方は、結婚しないという人生の選択も勿論あります。
結婚しないほうが幸せな人生を歩める方も中にはいるでしょう。
また、結婚は周りの目を気にしてするものではないことも、焦ってするものではないことも、そうだと思います。
しかし、
“もちろん、結婚で得ることができるものもたくさんあります。しかし、失うものも、それに負けないくらい多いのです。
そう考えると、必ずしも無理して結婚する必要はありません。むしろ「結婚しない人生」を選択することは、「人生最大のリスクを回避する」ことにつながるとさえ、言えるのです。”
(http://toyokeizai.net/articles/-/187164?page=2 より一部抜粋)
これはどうでしょうか。
とても、引っかかります。
そもそも、タイトルの『「結婚すれば幸せになれる」は幻想でしかない~得られるものは多いが失うものも少なくない~』からして、引っかかります…。
「結婚すれば幸せになれる」から結婚するのでしょうか?
結婚してない人は幸せではないのでしょうか?
結婚して幸せを感じることはあるでしょうが、それはお互いが相手を幸せにしたいと思いやり、お互いが努力をしているからです。
ただ「結婚」さえすれば幸せになれるわけではありません。
そこを勘違いして、自分の幸せのためだけに結婚というものを捉え、自分が幸せになるために「周りの目を気にして」婚活したり、「焦って」婚活をしたりするから無理がたたり「婚活疲れ」や「婚活鬱」になる方がいるのではないでしょうか。
自分の結婚に対する明確な目的や思いのある方が婚活をすれば大丈夫でしょうが、焦りや迷いを感じつつ、結婚に対する明確なイメージもないまま闇雲に婚活すれば、ふられてばかりで自己肯定感を持てなくなり「婚活疲れ」や「婚活鬱」になることがあるでしょう。
しかしそれは、「結婚」や「婚活」が原因なのではなく、自分の結婚に対する考え方や婚活の活動の仕方に問題があるからです。
結婚に対する明確なイメージや考え方を持ち、自分に合った活動をすれば、自尊心がボロボロになるようなことはありません。
その為に、プリヴェールでは「婚活パートナー」が会員様とのカウンセリングを何度も重ねながら、ご一緒にご自身について見つめ、結婚について考え、共に歩ませて頂いているのです。
「結婚」すると、人生は激変します。子どもを育てる、パートナーの親の介護をする、家事をする、なにごとも自分一人では決められなくなる。自分で自由に使える時間が途端に少なくなる、自分で稼いだお金なのに、それをどう使うかを、自分で決めることができなくなる……。
もちろん、結婚で得ることができるものもたくさんあります。しかし、失うものも、それに負けないくらい多いのです。
(http://toyokeizai.net/articles/-/187164?page=2 より一部抜粋)
話しが前後してしまいましたが、冒頭のテーマに戻ります。
上記の内容についてはどう思われますか。
結婚すれば生活スタイルが変わるのは当然ですね。
育児・お互いの親の介護・家事・家族で過ごす時間が増える・自分で稼いだお金を家族のために使う、当然あり得ることです。
それの何が問題なのでしょうか。
子どもを育てることは、何物にも代えがたい素晴らしいことです。
自分も親から生まれ育てられてきて、そうやって人間はこれまで長い歴史を築いてきました。
それを自分も受け継いでいくといことは、大変尊いことです。
それを、独身時代の自由を失わせるもの、と考えてしまっていいのでしょうか。
相手の親の介護もあるでしょう。
しかし自分の親の介護を一人でしないといけなかったのを夫婦で助け合えますし、相手の親の介護もそれと同じことが言えますよね。
それに、ずっと元気でいてくれるかもしれませんし、いつくるかわからない介護に対し無駄に不安になることはないでしょう。
自分を育ててきてもらったのだから親の介護をすることは自然なことですし、大切なパートナーの親も同じく大切です。
自由な時間や自由に使えるお金が無くなる、確かにそうなることもあります。
でも、それを「失う」と感じるのか、「共有する」「分け合う」を捉えるかは自分次第です。
「失う」としか考えられない人は、結婚が向いていない方かもしれませんし、その考えのまま無理に結婚する必要はないでしょう。
しかしちょっと考え方を変えて、「共有する喜び」「分け合う喜び」に気づけたのならば、結婚はやはり素晴らしいものだとわかるでしょう。
最後に、私の好きな言葉をご紹介します。
「愛する、それはお互いに見つめ合うことではなく、共に同じ方向を見つめることである」
これは『星の王子さま』の著者、サン=テクジュペリが、1939年にフランスで出版された随筆集『人間の土地』の中で残した言葉です。
「愛する」ことと、「恋する」ことは、本質的に違います。
「結婚すること」と、「恋愛すること」の違いにも結び付きます。
結婚と恋愛の徹底的な違いは、そこに自分達二人以外の人が関わるかどうかです。
結婚をすると家同士の結びつきが生まれ、子どもが生まれて家族が増え、家族の中の自分という存在になり、そこから社会と様々な関りを広げていくことになります。
その中で、お互いのことを見ているだけでは解決しない問題や、困難なアクシデントも出てくるでしょう。
そこでサン=テクジュペリの言葉をもう一度、心で読んでみてください。
「愛する、それはお互いに見つめ合うことではなく、共に同じ方向を見つめることである」
この言葉にあるように、結婚とは、ただお互いを見つめ合い思い合うだけでなく、共に同じ方向(将来)を見つめることなのだと思います。
そうして長い時間を共に歩んでいき、いつの日かふとお互いを「運命の人」だと実感したり、
「あぁ幸せな人生だなぁ」と感じるものなのでは、と思います。
ご自分の婚活について、結婚について、改めてじっくり向き合っていただけたらと思います。
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