ドラマ『人生が楽しくなる幸せの法則』③ | 名古屋の結婚相談所プリヴェールがおくる婚活コラム

名古屋の結婚相談所『プリヴェール』の大津です。

日本テレビ系列放送の『人生が楽しくなる幸せの法則』、最終回を迎えました。

主人公の “ブス”３人は、“ちょうどいいブス”になれたのでしょうか・・・！

少しずつ成長し、周りに優しく気を遣ったり、自分の気持ちを表現できるようになってきた３人。

側にいた男性から告白をされました！

これでハッピーエンド！と思いきや、相手からの好意を素直に受け取ることのできな３人。

それはなぜでしょうか。

それぞれの、思いを以下にまとめます。

●中川彩香（夏菜）

「幸せをなめてました。幸せを手にれるということは、その幸せを失ったときの痛みも一緒に引き受けるということですよね。

傷つくのが怖くて、気持ちにフタをしようとして。もしかしたら掴めるかもしれない幸せを諦めかけてる。

結局自分からまた透明人間になろうとしてる。」

●木原里琴（高橋メアリージュン）

「仕事で評価を得ました。私のやってきたことは間違ってなかった。そう思っていいはずなのになぜか嬉しくない。

本当は自分が何を欲しかったのかわからなくなってる。」

●皆本佳恵（小林きな子）

「私はまた同じこと繰り返しそうになってる。前のみじめな自分にはなりたくないのに、簡単に流されそうになってる。

怖くて身動き取れない。」

この気持ち、共感できる婚活女性は少なくないと思います。

中川彩香の場合、自分が告白した相手に一度はフラれましたが、相手から告白されました。

しかし、告白されることに慣れていない、人からの好意を受け取ることに慣れていないので戸惑い、

どう受け止めたら良いのかがわからずに困惑しています。

人から好きになっても、そこから一歩踏み出して関係を発展させることに不安や怖さを感じているのでしょう。

幸せになることを素直に受け止められず、

もし嫌われたらどうしよう、フラれたら悲しいから初めから付き合わないほうがいいんじゃないかと、

まだ起きていない先の事を心配をして、幸せを掴むことができな女性は、世の中に一定数いらっしゃると思います。

木原里琴の場合、仕事では自分の努力でどんどん良い方向に向かい、評価を得ることができました。

自分の生活の中で仕事に重点をおいてきた人にとって、

仕事で評価を得るというのはとても嬉しく、誇らしいことです。

それなのに、なぜか気持ちが満たされない。

自分の人生の幸せを考えたときに、仕事だけでは得ることのできないものがあるからです。

それは、仕事の能力が高い人として必要とされることではなく、

誰かから個人的に必要とされること、

仕事の能力とか関係なく、自分という人間を丸ごと受け止めてくれる人ととの出会いです。

それに気付けないうちは、本当の意味で満たされないのでしょう。

皆本佳恵の場合、自分の弱点や欠点に気付き、向き合い、

それを克服する努力をしてきて良い状態になることができました。

しかし、油断するとまた楽な方に流され、元の自分に戻ってしまいそうになる…

これも多くの人が見覚えあることだと思います。

３人は、それぞれのパッとしない状態に神様に助けを求めたところ、神様はこんなことを言っていました。

過去のあなたたちは、

どこかに幸せはないかなと待っているだけ、

うまくかないのは周りのせい、

自分より幸せな周りを恨んだり貶めようとしたりしていた。

今のあなたたちは、

自分の幸せとは何か、自分と向き合うことができた。

ブスでも欠点があっても、全部ひっくるめて今の自分を好きになって、

そうすれば、自分の中にある幸せの種を見つけることができる。

そして、自分が幸せを掴んだら今度は周りの人を幸せにすることができる。

という言葉をかけていました。

それを受けて３人は、幸せを受け取る決意をしたり、

今は恋愛より自分の時間を大事にすることを決意することができました。

幸せって、与えられたらすぐに受け取れるものではないのですね。

幸せを受け取るにも勇気や覚悟がいるということがこのドラマを通してわかった方もいらっしゃると思います。

そうして、自分の求める幸せをつかめたように思える３人でしたが、

ドラマの最後に彼女たちの５年後の様子が描かれ…

夫の浮気を心配したり、

子育てに追われ夫にキツく当たっていたり、

ホストクラブで貢いでいたり…

期待を裏切る？！未来になってしました。

そこでまた神様の元に呼ばれた３人の女たち・・・。

その後が気になるところですね…。

無料配信サイトで、本編では描かれていないストーリーも見れるようですので、

ご興味のある方はぜひご覧ください！

ドラマ『人生が楽しくなる幸せの法則』②