恋人と夫婦の違い15か条②～名古屋の結婚相談所「プリヴェール」まとめ～ | 名古屋の結婚相談所プリヴェールがおくる婚活コラム

名古屋の結婚相談所『プリヴェール』の大津です。

 

前回の「恋人と夫婦の違い15か条」はご覧いただけましたか？

一つずつ、その意味を考えてみましょう！

 

①恋人：「不安との戦い」夫婦：「不満との戦い」

恋人同士の期間は、ラブラブでとても楽しい時ですが、

「いつか嫌われたらどうしよう。」

「この関係が終わってしまったらどうしよう。」

など、幸せの裏には不安がつきまといます。

 

一方、夫婦となると、生活を共にする家族となります。

共に過ごす時間が長くなればなるほど、相手への感謝の気持ちよりも、

相手に対する不満のほうが出てきます。

「自分ばっかり大変なことを押し付けられている。」

「もっと家族のことを考えてほしい。」

どれだけラブラブな恋人期間があっても、人はお互いの関係に慣れていくもの。

そうすると、相手への感謝の気持よりも不満が出てきてしまいますが、

「ありがとう」という感謝の気持ちを忘れないようにしたいですね。

 

②恋人：「ときめきをくれる関係」夫婦：「信頼と安心をくれる関係」

恋人期間の醍醐味は“ときめき”ですよね。

「今何しているのかな。」

「早く会いたいな。」

いつも相手のことを考えて、相手のことで頭がいっぱい！

 

一方、夫婦になると、時間と共にときめきは薄れていきます。

その代わり、ときめきという短時間で薄れていくものではなく、

長い時間かけて育んでいくことのできる信頼や安心感を得ることができます。

よく「空気のような存在になる」と言いますが、

空気はあって当たり前、無いと生きてはいけません。

夫婦はそれだけ深い関係ということですね。

 

③恋人：「快楽」夫婦：「忍耐と寛容」

恋人関係の時は、その場が楽しければそれで良いものです。

嫌なことは避けて、快楽だけを求めていてもいい関係です。

一方、夫婦関係はまさに忍耐と寛容。

「不満や言いたいことをどれだけ我慢できるか」

「相手のことをどれだけ許せるか」

言いたいことを何でも口に出してしまうと、取り返しのつかない状況になってしまうことも。

また長い夫婦生活の中では相手への怒りなどもあるでしょうが、

どれだけ許せるかで、その後の関係が変わってきます。

⑤恋人：「夢」夫婦：「現実」

恋人同士は夢を語り合うことができます。

「毎年１回は海外旅行に行きたいね。」

「子どもができても、いつまでもオシャレでいて、恋人同士みたいにラブラブな夫婦でいたいね。」

一方、夫婦は現実を語り合います。

「住宅ローンや学資ローンどうしようか。」

「お互いの両親の介護をどうやってみるか。」

結婚生活は、まさに生活！人生！

現実を見て、一緒に同じ未来を見つめて計画しながら生きていくのが夫婦です。

 

⑥恋人：「他人」夫婦：「家族」

恋人はどれだけラブラブでも、赤の他人です。法的にも責任のない関係です。

夫婦は、仲が良くても悪くても、家族です。

 

⑦恋人：「気持ちのつながりだけで」夫婦：「相手の周りにあるものすべてを」

④の責任がある、ないと似ているでしょうか。

恋人同士は「好き」という気持ちだけで一緒にいられますが、

それはつまり「好きじゃない」という気持ちなればもうそれは別れの時です。

 

夫婦は、離婚しない限りはお互いの関係に責任があります。

それは夫婦二人の関係だけではなく、お互いの親や、家族みんなの人生に関係しています。

 

⑧恋人：「一緒にいられる存在」夫婦：「受け止める覚悟をした存在」

これも④の責任がある、ないと似ているでしょうか。

恋人同士は、「一緒にいられるだけで嬉しい」「一緒にいることの特別感」があります。

夫婦の関係は、嬉しいとか特別感といった感情的な関係ではなく、

相手の過去も未来も全てをひっくるめて受け止める、責任を背負い合う関係です。

そこには強い覚悟が必要です。

 

⑨恋人：「点」夫婦：「線」

恋人同士は2～3年も付き合うと「長いね」と言われます。

一方、結婚生活の2～3年はほんの「点」に過ぎません。

結婚生活は何十年と続いていくからです。

 

⑩恋人：「つのる情熱」夫婦：「あふれる愛情」

恋人同士は情熱的です。

夫婦になると、情熱は薄れていきますが、代わりに愛情が芽生えます。

その愛情とは、恋人期間のラブラブという愛情ではなく、家族愛です。

 

⑪恋人：「相手に完璧を求めること」夫婦：「相手は不完全であることを認めること」

恋人の時は、お互いに相手によく思われたいので、よく見られるために頑張りますし、

相手にも良くいてほしいと求めます。

恋人期間という短期間なら完璧を装うことができても、それが本来の姿ではありませんよね。

結婚してからは、結婚は生活なので、良いところばかり見せていられませんし、相手の欠点も見えてきます。

完璧な人なんていません。

夫婦に必要なのは、相手に完璧を求めることでも、自分が完璧を装うことでもありません。

「相手の短所よりも長所を見る努力を自分がする。」

「相手の短所を自分が補ってあげればいいというお互いの助け合い。」

です。

短所もひっくるめて愛せるのが夫婦ですね。

 

⑫恋人：「幸せ気運を味わうもの」夫婦：「幸せをつくりだすもの」

恋人同士は一緒にいるだけで幸せ感を味わえます。

例え一緒にいなくても、相手のことを想うだけで幸せな気分に浸れます。

しかし、「つのる情熱」や、「ときめき」が薄れていく夫婦は、幸せを味わえないのでしょうか？

そんなことはありません。

夫婦は、自分たちで幸せを生み、育てていくのです。

夫婦だからこそできることですね。

 

⑬恋人：「お互いに見つめあうもの」夫婦：「同じ方向をみるもの」

恋人同士の時は、お互いがお互いのことを見つめ合います。

夫婦になるとお互いのことを見つめ合うことは少なくなるでしょうが、

同じ方向（将来）を見て、共に人生を歩んでいきます。

子どものこと、親の介護のこと、お互いの老後のことなど、同じ未来を見て支え合っていくのが夫婦です。

 

⑭恋人：「休日娯楽」夫婦：「日常生活」

恋人同士の楽しみはお互いの休日ですよね。

休日のデートのことばかり感がることが楽しみだと思います。

しかし夫婦になると、休日の楽しみはありますが、それだけを考えていればいいわけではありません。

一緒に生活をしているのですから、日常生活こそが大事なのです。

 

⑮恋人：「自由な関係」夫婦：「運命共同体」

恋人は、付き合うのも別れるのも、自由。

二人で会っていない時に、自分が誰とどこで何をして過ごすのかも自由です。

でも、夫婦になったら運命共同体。

よく結婚式の誓いで、

「健康な時も病の時も、富める時も貧しい時も、良い時も悪い時も…」

という誓いの言葉がありますよね。

夫婦になったら、悲しみも苦しみはなぐさめ合って半分になりますし、

喜びは二人で分かち合って倍の喜びになります。

そうしてどんな時も共にしいていくのが夫婦、運命共同体なのです。

 

ツイッターで話題になった「恋人と夫婦の違い15か条」

これを子どもに送ったというお母さま、素晴らしいですね。

私自身この15か条を心に留めて夫と歩んでいきたいと思います。

結婚を考えている皆様の、結婚を決意するきっかけになれば幸いです！

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